ハワイ州の花を知ろう~! | HulaとHawaiiの日記

HulaとHawaiiの日記

1995年にハワイへ移住。フラを中心としたハワイでの生活日記です。

フラダンサーにとって

ハワイの島々についての知識はフラを踊る上で

とても重要な事の1つ。

 

8つの島々のそれぞれの花、色、ニックネームなどの知識は

衣装の色や使う装飾には、欠かせないものです。

 

さて、では ハワイ州の花は、知っていますか?

多くのダンサーは、黄色いハイビスカスと

答えるかと思います。

 

ここを是非、”Ma'o Hau Hele”と答えられるダンサーに

なりましょう~!

 

Mao Hau Heleは、

皆さんが知っている様に黄色いハイビスカスです。

 

しかし、黄色いハイビスカスと言えば、

色々な種類がありますが 

その中のHibiscus brackenridgei と

Hibiscus mokuleianusの2種類が

Ma'o Hau Heleと呼ばれ、

ハワイ諸島のみに生息する固有種なのです。

 

レモンイエローの大きな花。

この花は、開花しても1日持たずに萎んでしまいます。

 

他のハイビスカスとの大きな特徴は、

Ma`o Hau hele というハワイ語の言葉に隠されています。

 

Ma'o-緑色

Hau- ハイビスカス

Hele- 旅する (向かう、来る 行くなど出かける事を意味します。)

 

直訳すると 旅する緑色のハイビスカス

 

あれ?黄色だったよね?(笑)

と思う人も多いと思います。

 

この緑の秘密は、古代ハワイアンの時代から受け継がれている

伝統工芸のKapa の染色にあります。

染色の際にこの花から僅かながら 青緑色の色合いを生み出すそう。だから、緑なんですね~。

 

以前、モロカイ島で発見された野生で生き残っていたとされるMa'o Hau heleは、残念ながら絶滅してしまったそうです。

 

ハワイの町中で見る黄色いハイビスカスとは違い、

絶滅危惧種となってしまっているMa'o Hau Hele

亜種となりますが、オアフ島では、唯一 Koko Creater で見る事が出来ます。

Ma'o Hau Heleを保存し、広める保護プロジェクトのお蔭で

Hawaiian Garden に100本以上植えられたそうです。

 

1988年にハワイ州の州の花と制定された

黄色いハイビスカスのMa`o Hau Hele.

以前は、赤いハイビスカスが州の花でしたが、

ハワイ固有では無かった為に変更されました。

 

ハワイ固有の植物を州の花にと選ばれた

Ma`o Hau Hele.

 

大切に守られ、いつまでも美しい花を

咲かせて欲しいですね。

 

ちなみに白いハイビスカスにも

ハワイ固有の自生する種類があります。

 

それは、またの機会に。

 

Have a Nice weekendラブ

 

*画像お借りしました!

 

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