Hulaの女神:Lakaのお話 | HulaとHawaiiの日記

HulaとHawaiiの日記

1995年にハワイへ移住。フラを中心としたハワイでの生活日記です。

 

ハワイ島キラウエア火山に住む、火の女神Pele.

昨日、再び噴火したとのニュースが流れました。

 

そのPeleの妹の1人が、”Laka”です。

 

でも、実は、Lakaと呼ばれる神は、

ハワイの伝説の中でも多く出てくるのね。

 

①Kukaohialakaという男性のフラの神、

同時にカヌーの作り手でもあります。

彼は、Hinaluaohiaと結婚。

有名なオヒアレフアの伝説です。

②Papaolakaは、Kumuhonuaの守護神

③Laka- 森の神でありフラの女神

④Laka-偉大な酋長Wahieloaの息子

 

今回は、③の森の神でもある女神Lakaのお話です。

 

Hula の女神と呼ばれるLaka

しかし、Hulaの起源も色々な説があるのです。

 

①ハワイ島のPunaのNanahuki海岸で Peleの妹Hi`iakaが

親友のHopoeからHulaを伝授され 踊られたという説。

(Hopoeは、天からフラを与えられたと言われ、

誰からも教わってはいないそう)

 

 

②モロカイ島のマウナロアのKaanaの丘で

Lakaが古代ハワイアンにHulaを伝授した説

 

③Peleの母、Haumeaから生まれた子供の一人、

また一説には Laka の母でもあると言われている

KapoからHulaを伝授し、Lakaが姉妹達に

最初にHulaを踊った場所がニイハウ島という説

 

④カウアイ島にあるKa ulu o Laka Heiau.

ここは、ハワイ諸島最古のハーラウとしての場だったので、

この場所からフラが広まったとも・・・

 

文字を持たなかった古代ハワイアンの時代に

伝承されている伝説が沢山残されています。

 

Hulaの起源については上記の様に色々な説が

残されているのですが、

その全ては正しいと思います。

 

 

そして、

どうしてLakaがHulaの女神なのかという理由は

、多くの書物、そして、

フラハーラウの指導によって

それらは、伝承されています。

 

Lakaは、

Oli(詠唱)や ハワイの文化をなど

ハワイの人々にとって大切な物語、歴史、遺産などを収集し、

将来の世代に継承する力を与えてくれる女神。

 

なので、多くのHula Halau (フラのお教室)では 

Lakaに関するOliを唱えたり、

また 

HulaのUniki(卒業式)の際には、

LakaのKuahu (祭壇)を作り、

沢山のLakaにまつわる植物を飾り祈りを捧げます。

 

そして、森の女神でもあるので、

植物にエネルギーを注ぐ事が出来る唯一の女神。

 

森に入る前のOli(詠唱)も

Lakaに捧げるものが多いですね。

 

ペレの物語の中では、

Lama という植物に化身するのです。

Lamaの実は、

黄色でまるで小さな電球の様な形をしているのね。

で、Lamaというハワイ語の意味は、光。。

 

植物に光を与える、

また、

フラという終わりなき道に光を灯してくれる

女神なのかも知れません。

 

彼女は、他の植物、

マイレ、アアリイ、パラパライ、オヒアレフアなどにも

化身するので、

フラでは、このような植物を身に着ける事が多いのも

その理由からですね。

 

森に雨が必要な時は、雨を降らせる事も出来ます。

 

Hulaは女神や神々から

ハワイアンの人々に伝わってきたいわゆる神の踊り。

 

その大切な踊りを踊るダンサーとして

色々な事を学び、感じ 

そして大切にしたいですねドキドキ

 

 

フラのお話、また書きたくなったら書いてみます。

 

 

 

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