Merrie Monarch Practice Day 56 &57 | HulaとHawaiiの日記

HulaとHawaiiの日記

1995年にハワイへ移住。フラを中心としたハワイでの生活日記です。

練習56日目。
今日はまず、若クムから質問があった。メリーモナークを見たかどうか?そして、見てどう感じたか?と。一人一人そ質問に答えた。若クムはそれに対して全ての答えは正解である。と。
そして、ではそれを皆で行ってみようとも。
両隣そして、前後のシスターを見る。勿論顔を向けて見たり、目だけを見るのではない。お互いを感じそしてお互いをフォローする。それがとても大切である。

何年か前の話なんだけれど、私が一番端に居て、隣の子、その隣の子の横にLeiちゃんが居る。勿論、まっすぐ横のラインにあわせているし、見るとしても横の子だけしか見えないはずなのに、一瞬戸惑ったLeiちゃんを感じるときがあった。なぜなら、隣の子もそしてその隣の子も勿論私も同じ気持ち、同じ電波(電波かどうかは分からないのだが。。)を発していて繋がっていてる。だからこそ 一瞬戸惑ったLeiちゃんの動きにピーンと来るのだ。勿論、その戸惑った姿は見えていない、けれど感じる。だから、お互いに電波を張った時は、鳥肌がたつ位の力強さを感じるのだ。時々KUMUの横で踊らせてもらうとまさにKUMUの電波を感じる。しかしそれを繋げることが出来ているかは別として。。。

それが残念ながら未だ今のメンバーでは繋がっていないように思える。何処かで切れてしまっている感じ。それを繋げて行く為にもお互いがお互いを感じることが大切なんだと思う。

後半は、土曜日のワイキキショーの練習。ワイキキショーでは勿論メリーモナークのMeleは行わないが、でも観客を前にしてのフラはとってもいい練習になる。。

練習57日目。
2組になって鏡になった。そう、前日の練習の続き。同じタイミングでペアになった子と同じ動きをする。その後は、背の順になり前の子と全く同じタイミングで、角度で手のモーションのおさらい。前に居る場合と、横にいる場合とでは勿論違うが、自分がてっきりこう思っていた角度と違っていたり、合わせる意識というものをしっかりと考える充実した時間。
若クムからこんな話があった。
フラで大切な事。

1.クムの動きを見ること
2.クムの話をしっかり聞くこと。
3. そして、その時に何かを思ってもまず口を閉ざす事。
4.そして言われた様に行動してみる事。
5.最後に質問をする。

以前、ある外国人が日本の有名な陶芸家から陶芸の技術を学びたいといって入門したドキュメンタリーを見たことがあった。この外国人が言っていた。”私は質問をすることがいいと思っていたし、知りたい!学びたい!と思う事はどんどん追求したいと思っていたの。でも、段階があって、師匠はその時その時に見せてくれる姿に実は沢山の答えが隠されている。それを教えてくれるのでは無い。それを学び、悪い言葉で言ったら盗むのです。と。
質問はまず自分自身で考え答えを見出すのですとも。。

色々な意味で奥の深いフラ。
時間が早い勢いで過ぎていく感じ。
あっという間に4月が着てしまいそうだな~。