昔のにっき!★をかるーく読んでたんだけど、気付いたらなんかいつの間にか耳がめちゃくちゃ熱くなってた。なにこれ。でも冷えた指先温めるのにちょうど良かったよ(•ө•)♡


とりあえずたまーににっきを書こうと今まで何回かメモ機能で下書きしてたんだけど、全然言葉も文章も出てこないしそもそもたいして書くことがない。でもまあ絞り出すようにして徒然と書いてみたりしたもののもう途中の段階であれなんかこれ何も面白いこと言ってないなと気づいて全消去することも多数。なにより、最後まで書き切る体力というか根気ももうすでになくなっているみたい。たかだかブログ程度のものでも若いうちに書いておかなくちゃいけないんだなと痛感した。ほら、例えにするには恐れ多いけど音楽家とかアニメ映画監督とかも年をとってくると全然ダメになっちゃうじゃん。あんな感じ。

ということで今回は下書きではなくアプリで書き始めてこのままエイッと送信しちやうつもり。このままだと永遠に書かなそうだから。とりあえず熟年夫婦並になんも話すことが思い浮かばないけどトライしてみる。


えーと、のっけから驚愕的な話をするけどスマホのことね。いまだに初代iPhoneSE使ってるんですけど。徐々に大画面になっていく時勢を無視して小さな画面をふっとい指でポチョポチョタップしてる始末。バッテリー交換は3、4回くらいしたけどまあその他修理等もすることなくここまで来た。

それがこないだのiosアップデートですか。ios16の対象機種から外された。なんで俺が…!というカズの気持ちが少しわかったよ。

いやあ、新しいiPhoneってお高いんでしょう?20万くらいするんだっけか知らんけど。昔はよく、空からキュートな女の子が落ちてきたらイイナなんて言ってたけど今はiPhoneが落ちてきてほしい。


とここまで書くのに3回くらいの休憩をはさみつつも3時間ほど経過してる。本日はここまで。







レシピメモ1

レシピメモ2


きょうの男子ごはん

【マカロニサラダ】

写真撮り忘れた!


◇材料

マカロニ:100g

玉ねぎ:4分の1個

動物性たんぱく質(ハムとかカニカマとか潰したゆで卵とかそのへん):適量

マヨネーズ:大さじ4~6

牛乳:大さじ1

酢:大さじ1弱

砂糖:小さじ1

塩こしょう:適量


◆作り方

  タマネギを薄く切って塩を振って水にさらしておく。時間はよく分からんけどある程度したら取り出して水気をしっかりしっかり切っておく。

  マカロニを時間通り茹でたらザルにあけて10分ほどしっかりしっかりと冷ます。

  ボウルに1と2、そしてお好みの動物性たんぱく質系をぶち込み、さらにマヨネーズ、牛乳、酢、砂糖、塩こしょうをぶち込んでグワッとかき混ぜたら出来上がり。


感想

正直言ってウチで出てくる手作りマカロニサラダが全然美味しくない。もうまったく箸がすすまない。食卓に並んでいて他にたいして食べるものがないときなどは、仕方なく家族の目を盗んで塩こしょうをかけたり追いマヨネーズをかけたりして食べたりするもののそれでも全然美味しくない。スーパーのお惣菜のほうがはっきりと上だなぁと思いながらひどいときは醤油をかけて無理やり流し込むなんてこともあった。

それではいかん!ということでいろいろ調べて作ってみた。手前味噌ながら少なくともスーパー級に美味しいのが出来た。この場合のスーパーは超じゃないですね。まあ超でもいいんですけどね。ふふふ。

味の決めては酢と砂糖、そして牛乳!酢と砂糖を入れるとなんというかドレッシングをかけた様な味になってこれがウマイ。そこに牛乳によるなめらかさやクリーミーさが加えられて、もし自分がロシア人ならコサックダンスを踊り出すくらいに美味しいものが出来た。

これでもうスーパーで買わなくてもいいのではっきり言って今日の満足度はめちゃくちゃ高い。




一生に一度くらいは会ってみたいなぁと思う人が何人かいる。その中の1人が、作家の椎名誠さんだ。会って何をしたいというわけでもなく、特に話したいことも思い浮かばないけれど、なぜか会ってみたいなぁとずっと思ってしまっているのである。


シーナさんとの出会いは、大学時代まで遡る。

当時大学1年になったばかり、下宿先でヒマを持て余していたぼくは、近所にあるレンタルビデオ(ビデオ!)ショップ兼本屋にふらりと立ち寄った。

そこで雑誌などをパラパラ見ていたんだけど、まあ育ち盛りの男子であるのでいつしか明かりに寄せられる夏の虫のごとく大人なビデオコーナーにフラフラと引き寄せられていった。

むほ、むほほほ!なんて言ってたかどうかは分からないがそこでビデオを物色吟味していたところ、ふっと隣に人影があることに気付いた。なにげなーくそちらに顔を向けると相手もゆっくりこちらを見てきてバキン!と目が合った。なんとこれが大学で知り合って間もない友人A、というよりは知人Aだった。

いやーこれは実にこっぱずかしい。お互い見ちゃいけないものを見た、見られたという気持ちをひたすらに押し隠しながら平静を装い、どこか上ずった声で「な何してんの?」「ま、まあヒマでさー」などと空虚な会話をしながら件の大人コーナーから2人して出た。

そのあと即座に別れるわけでもなく、なぜか2人で書店コーナーをプラプラうろつきながら平静を取り戻しているとき、突如そのAが言った。


「椎名誠って、知ってる?昔の本なんやけど、哀愁の町に霧が降るのだってのがオモロイよ」


関西出身、同学年だけど2個上のそのオジサンはそう言うと文庫本のコーナーへ歩いていき、その哀愁なんちゃらという本を見つけぼくに差し出した。

これがもう24年も昔のことになる。


哀愁の--は、いやあこれが面白かった。エッセイ気味な群像劇とでもいうのか、それまで読んだことのない種類のもので、育ち盛りの男子でハマらない人はいないんじゃないかと思う内容だった。出版されたのは1981年あたりだそうで、こういった作品は中途半端に昔のものだと読んでいられないこともあるけれど十二分に楽しむことができた。

そこから続編にあたる新橋なんちゃらと銀座のなんちゃらを読んだが、このときはそこで終わってしまった。

第二次シーナ期はその4年後にやってくる。大学を卒業し実家に戻ったのだけれど、当時何もせずフラフラしていてこれまたヒマでしょうがなかったぼくは、まあ仕方なく図書館でも行くかーと思い、そこでひさびさに椎名誠の本を手に取って読み始めた。このときは主に文藝春秋から出ていたエッセイシリーズ。旅の話が印象的で、おそらくそれが要因の1つとなって海外旅に行きたくなり、実際に行き、またこのブログでバリ島日記なんかを書くという流れになっていったように思う。

しかしこのときも図書館に置いてある分を読んだだけで止めてしまった。

そこからまた期間はすさまじーく空き、去年の中頃くらいから三度じっくりと読み始めた。第三次シーナ期である。

しかも出版された古い順に読んでいる。とはいえ小説系のものはほとんど読まずエッセイ、ドキュメント調のものばかりではあるけれど。ゆっくりと50冊くらい連続で読んでいるんじゃないかなぁ。

そして思うのは、大学1年の時読んでたらその後の人生変わってたかもしれないなーという古い良い本がいっぱいあった。シーナ好きの人ならわかると思うけれどパタゴニアへの旅だとかシベリア横断だとか色々ね。また、よく焚火キャンプ旅をしてるのも良いなぁと思うようになった。第二次のときのエッセイでキャンプ話もよく出てきたはずだけどそのときは何も引っ掛からなかったのに不思議なもんだ。五年くらいに前にキャンプセット一式を購入したまままったく使っていないので、一度くらいはテントの中で夜明けを迎えてみたい。そうだ、シーナさんとキャンプをしてみたいなぁ。


こうして断続的にではあるれけど読み続けているシーナさんの作品、自分は何を魅力に感じているのだろうかとふと考えた。まず第一にはエッセイだと気楽に読めるところだろうか。2つ目は、単純に面白い。それ以降はよく分からないが、とにかく情景描写と感受性がいいのだろうなーと思う。例えば旅エッセイで移動中に見えてくるなにげない景色などを、説明くさくもなく、あるいは気取ってブンガクブンガクした表現もせず、いたって自然な感じで、とはいえありふれたものではないステキな表現をしているところが非常に好ましい。おそらく自然体シーナマコトが魅力なんだと思う。そして自然体なのに持ち合わせたそもそもの文章力が高いから言葉を受け取りやすいんじゃないかなあ。

それから惹かれる部分はーと考えていたが、そもそも自分と形質が似ているのかもしれないということに気付いた。シーナさんを端的に表わせと言われたら、酒、旅、読書好き、喧嘩好き、といったあたり。酒に関しては飲もうと思えばいくらでも飲めるけどそんなに好んで飲まないが、その他の3つは自分と似たような匂いを感じる。クンクン。

旅に関してはいまでもいつかバックパッカー世界一周の旅に出たいなーと思っている。読書と喧嘩に関しては、例えば自分が小学生の頃間違いなく学年で一番本を読んでいた。担任が呆れて注意しなくなるくらいに、授業中もずっと。じゃあ完全なる文学少年なの?モヤシなの?野菜炒め系なの?と思われるかもしれないが、なんとこの頃休み時間にクラスのみんなで何をして遊ぶかは自分が決めていたのだ。単純にこれはケンカが強かったからで、学年で一番ケンカしていたのも自分だったろうなと思う。驚くことにその頃は背がめちゃくちゃ小さかったのによくやっていたなぁと思う。弾丸みたいなやつだったのだろう。

とはいえじゃあガキ大将かというとそんなこともなく、これはあれですね、一種の自己防衛のカタチの表れだったのだと思う。小学1年の時に街の方から田舎に転校してきた自分は、ややいじめというか迫害的な洗礼を受けた。なのでまあ最初はどんよりとした毎日を送っていたのだけれど、そのうち生来の気の強さが炸裂したのか片っ端からシバいていった。そしてやられる前にやる!といった感じで続けていたらこのような仕上がりになってしまった。

そしてシーナさんはジュール・ヴェルヌが好きだと書いているのを見たけどこれも同じ。自分としては冒険的なものが好きで、それがバックパッカー旅につながるのかなぁと思う。


さて、そんなシーナさんだけれど御年たしか77歳くらい?こういっちゃなんだけどいつお迎えが来てもおかしくない。今読んでいる昔のエッセイでカヌーイストの野田さんがよく出てくるが、この方もつい先日お亡くなりになってしまったらしい。そしてシーナさんの、集英社の失踪願望。の更新も止まっているみたいで大丈夫なんだろうかとやや心配している。

元気なうちに海辺で焚火に美食に酒盛りに、というのをご一緒してみたいなぁ。そして翌日の日記に、いやはやこれがうまいのなんの、と書き込みたい。