「分かるわけがないだろう
目的は金か?それとも女か?
もしや、俺の命だとか言うんじゃないだろうな
くっくっくっ、馬鹿なことを...
そんな事をすればお前達、ただではすまないぞ
お前達に生き地獄を味合わせてやる
お前達の家族、親族、女子供を辱め、そして全てを根絶やしにしてやる
どうだ!それでも構わないな?」


くくくっ、と笑いながら此奴等の家族を陵辱する様を思い浮かべた

逃げ回る人を無造作に斬り捨てる
血飛沫をあげる身体に何度も刃を当てる感触
命乞いする涙でぐちゃぐちゃになった顔を切り刻む
泣き叫ぶ声と悲鳴が頭の中で何度も繰り返される

それが堪らなく心地良いのだ


官吏は「さぁ、どうする?」と彼等を見た

命乞いか?
それとも金だろうか?

金で解決するならそっちの方が早い
此奴等は恐ろしく腕が立つ
可能ならば、手懐けて飼い慣らすのも手か

官吏は思わず口を緩めた
それを見ていた男は表情を変えずに静かに言った


「構わぬ」

官吏は思わず目を見開いた

「何だと?」

「構わぬ、と言ったのだ」

すると、黒装束の一人が前へと出てきた

「やりたければやればいい」


そう言うと、口当てを下ろした

 

 

 

 

 

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