下の写真の石塔の文字。これで「サムハラ」神社と読むのだそうです。カクザンは見たことがない文字ですし、どう読めば「サムハラ」になるのでしょうか?
前日、石段が通行不能のため、参拝を断念したカクザンでしたが、帰宅してからとても気になることがありました。それは、この神社が「神様に呼ばれた人だけが行ける神社」ということで話題になっていたからです。どういう意味なのでしょうか?
前日、カクザンはサンダル履きだったのですが、もしかしたら、そのような軽装では来てはいけないという神様の思し召しだったのかもしれません。また、石段の上方に2か所駐車場があったのですが、最上の駐車場の標識が気になったのです。「車両通行止」とはあるものの、徒歩での通行を禁止しているものではありません。カクザンはてっきり、こちらの通路も支障木撤去作業のため通行止めになっているものと勘違いしていた可能性があったのです。
ということで、翌朝、嫁さんと2人で再びサムハラ神社へ行ってみることにしました。今回はちゃんとした歩きやすい靴を履いて、長袖、長ズボンというスタイルで万全を期しました。しかし、2日連続で訪問する人もなかなかいないのではないかと思いますw
前日に教わった広い道を進むと白い看板が出ています。ここを左折すると参道になっています。参道の鳥居をくぐり抜けていきます。道幅は狭くなりますので対向車に注意しながら進みます。
駐車場には車が1台停まっていました。参拝客がいるようです。そして、カクザンの後からも1台車がやってきて、女性の方が通路から中へ入っていきました。やはり、ここから行くことができたのです。
途中、先に参拝されていた女性の方が戻ってこられ、「おはようございます」とあいさつをされていかれました。
通路は坂道になっていて、意外に距離があります。右側は崖になっていて、電球が吊り下げられていました。夜間に参拝される方もいるのでしょうか?
やがて広い場所に到着。この立派な拝殿は「金刀比羅神社」です。
そして、「金刀比羅神社」の手前に「サムハラ神社」はありました。こちらは「奥の宮」で、少しはなれた場所に「元宮」があるようです。
ネット情報によると、手前の敷石には「パワー」が宿っているのだとか?
敷地内には荒神社や稲荷神社なども祀られていました。
前日の石段を登っていくと「金刀比羅神社」のところに行けるようになっているようです。
展望台を目指します。
こちらが展望台でしょうか?
せっかくなので金属製の階段の上にも上ってみることにしました。歩いているのに、ジェットコースターに乗っているようなスリル感がありましたw
美しい加茂町の風景が一望できました。
ここで不思議なことに気づきました。駐車場で先に進んでいかれた女性の姿が見られないのです。そして、「サムハラ神社」の元宮が見当たりません。きっと、あの女性は元宮に行ったのでしょう。どこかに分かれ道があったはず。この写真の右の道が怪しいですね。
細い道が結構続き、少し不安になってきましたが・・・
無事到着することができました。先ほどの女性の方の姿もありました。
元宮はこの階段の上の祠のようですが、またもやこの階段は通行禁止になっていました。
無事、参拝を終え、来た道を戻ります。
木の根でボコボコしてはいますが、雑草なども刈られていて、よく管理されています。
駐車場で気が付いたのですが、杖が利用できるようになっていました。ご年配の方には有難いですね。
この看板の裏側だったので、来たときは気づきませんでした。
ということで、無事に「サムハラ神社」にお参りすることができました。どんなパワーがもたらされるのか、楽しみにしたいと思います。機会があれば、いつか、大阪の「サムハラ神社」にも参拝したいと思います。完