「アットホーム」の功罪(その4) | カクザンのブログ(岡山市の親子将棋教室)

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子どもたち、保護者の方に、将棋の楽しさ・魅力をお伝えします。次回教室は津山おもちゃ図書館将棋教室が5/5(日)、高島教室が5/19(日)の予定です。

「当将棋サロンはアットホームな雰囲気で皆様のご来店をお待ちしています」

 

このメッセージで、超初心者をはじめとする新規客が、将棋道場・将棋サロンに来てくれるものでしょうか?これが前回の問題でした。皆さん、考えていただけたでしょうか?

 

実は、この問題には正解はありません。新規客が来てくれるかもしれないし、来てくれないかもしれない。否、このメッセージがあるが故に来てくれるかもしれないし、あるいは来てくれないかもしれないということです。

 

何が言いたかったのかというと、「アットホーム」というこの言葉が、誰にとってのそれであるのか、そのことによって意味合いが全く違ってきてしまうことがあるということなのです。

 

「アットホーム」という言葉が、すべての人にとってのそれであると考えている方がいるとすれば、それは大きな勘違いである可能性があります。現実は、誰かにとって「アットホーム」であるということは、別の誰かにとっては「疎外感」を生んでいる可能性があるということです。

 

ここが「アットホーム」という言葉の怖いところだと思います。

 

 

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