本日(11/17)は高島公民館親子将棋教室(以下、高島教室)の開催日でした。この日も2部屋をお借りすることができたため、前回と同様に受付コーナーを会場中央に設置しました。
この日の講師陣はH野先生、O石先生、カクザンの3名でした。いつもより少ないメンバーだったため、お2人の先生方は後半の指導対局がとても忙しかったと思います。ありがとうございました!!
10時になったところで教室スタートです。最初に11/4(月・振休)に笠岡で開催された岡山県こども将棋教室交流戦についての報告を行いました。県内15の教室から約140名の参加者があり、高島教室からは10名の生徒さんが参加しました。みなさんお疲れさまでした。
つづいてお2人の先生方から一言ずついただきました。
H野先生からは、前回の操山教室での出来事から。王手がかかっている局面で「王手(おうて)」と言わなければならないのかどうかについて生徒さんに質問をされました。生徒さんの反応はなんと半々といった感じでした。正解はもちろん「言わなくてよい」です。しっかり覚えておきましょう!!
O石先生からは竜棋会(菅井竜也七段の応援団組織)の紹介がありました。竜棋会の次回会報誌(2月頃発行予定)にO石先生が寄稿をしていることのお知らせと入会案内についてでした。ちなみにカクザンも竜棋会の会員です。竜棋会は菅井七段を応援する方であればどなたでも入会可能です。ただし、年会費が必要ですので、入会にあたっては保護者の方とよくご相談くださいね。詳しくは竜棋会HPをご覧ください。
この日参加いただいた生徒さんには、日本将棋連盟を通じて大塚製薬様からご提供いただいた「カロリーメイト」をお配りしました。将棋は頭脳スポーツであり、対局が終わった時の消耗は意外に大きいのです。そんな時は栄養補助食品を上手に活用してください。
大塚製薬様、ありがとうございました!!
つづいてマナー練習です。この日は座った姿勢で「あいさつ」と「おじぎ」の練習を行いました。
これは相手が反則した時の練習です。「そこはいけません」と言って手を挙げ、審判の先生が来るのを待つようにしてください。自玉が詰まされた後で、相手の反則を指摘しても無効となります。これはよく覚えておきましょう。
続いて大盤講座です。この日はまず、2つの格言、すなわち「角交換は居飛車よし」と「飛交換は振り飛車よし」について説明をしました。
そもそも「格言」(かくげん)とは何なのでしょうか?何名かの生徒さんに答えてもらいました。
「格言」とは、先人たちが、長年の経験上、こうすることが正しいということを短い言葉で遺(のこ)してくれたものです。中には例外もありますが、100回のうち80回以上はそれが正しいというような真理を語っている言葉が多いようにカクザンは感じています。将棋にはそのような格言がたくさんあり、とても難しい局面で、どう指せばよいか分からないときに、格言が大きなヒントになって、指し手を決断できることがよくあります。高島教室の生徒さんは、少しずつで構わないので、こうした格言を覚えていきましょう。
つづいて「四間飛車」講座です。大盤操作はH野先生とO石先生にお願いしました。この日のテーマは後手(居飛車側)が急戦角交換戦法できたときの対策についてです。これまでの居飛車側の作戦に比べて、かなりの強敵だったと思います。この日もプリントを用意しましたので、家で将棋盤に何度も並べて復習しておいてください。
5分の休憩をはさみ、後半は実戦対局の時間です。
会場後方に各種将棋イベントの案内を掲示しました。この日、11/23(土・祝)に行われる倉敷藤花戦第2局のチラシを配布しました。
H野先生の指導対局風景。
O石先生の指導対局風景。
カクザンも指導対局に出動しました。
この日の運営スタッフは勝敗係をHグランパ、組合&手合割印係をN村ママ、対戦相手記入係をS神ママ、呼出係を初登板のY田ママにお願いしました。ありがとうございました!!
次回の高島教室は12/1(日)の開催です。この日も2部屋をお借りすることができましたので、多数のご参加をお待ちしています!!