今夜は「駒損」シリーズの続きをアップしようと思っていましたが、「臨時休講」とします。その代わり、有森浩三七段から嬉しいご感想をいただいたので、その一部をご紹介いたします。
このシリーズの第2回目で、私は次のようなことを述べています。
>駒損しないための大事な心得(こころえ)として、「『歩』がぶつかったら取る」というものがあります。この心得は10回のうち7~8回は正しいことが多いように私は思います。
おそらく、有森先生はこのあたりの内容をふまえてと思いますが、大山名人の言葉を教えてくださいました。
すなわち、「大山先生いわく『取って悪ければ取らなきゃもっと悪い』」。
私なりに解釈すれば、「取ると相手は喜ぶが、取らないともっと喜ぶ」。あるいは、「ぶつけられた駒を取れないようでは、その将棋はすでにおかしい。同じ負けるなら、取って勝負だ!」というようなことかと思います。
そういえば、私にも思い当たることがあります。それは、「取って負けた将棋」よりも「取らずに負けた」将棋の方が悔いが残るということです。どうせなら悔いの残らない戦いをしたいですよね。
11級以下の「将棋入門コース」の生徒さんは、大山名人の教えの通り、駒がぶつかったら、どんどん取って勝負していきましょう。
有森先生、ありがとうございました!!
↓ 人気ブログはこちら