の本家本元フロイド・パターソンのガゼルパンチです
決まった瞬間は爽快です!!
フロイド・パターソンVSアーチ・ムーア
パターソンはオリンピック金メダリストからプロ入りし
21歳11か月という速さでこのタイトルマッチに登場。
タイソンと同じカス・ダマト氏がトレーナーである為
ピーカブー・スタイルから強烈なフックを得意とする。
対するムーアは黒人である事が理由で長く無冠の帝王であり
なんと初の栄冠が161戦目、39歳でライトヘビー級王座に
着いたという苦労人。
このヘビー級タイトルマッチの時も、もうすぐ43歳になるという
超が付くベテランボクサー。生涯で記録した131KOは現在も最多記録。
パターソンはガゼルパンチで、ムーアはクロスアームブロックの
使い手として漫画「はじめの一歩」に紹介されていますね。
試合は、いくら歴戦の勇者ムーアが強いと言っても全盛期は
過ぎており、若いパターソンが得意のガゼルパンチで優勢に
進め、5Rにムーアをマットに沈める。
やはり、フィニッシュブローはガゼルパンチ。
奇しくも同じ師を持つマイク・タイソンに破られるまで
この21歳11か月でのヘビー級タイトル獲得は最年少記録でした。

下半身のバネを効かせた、ガゼルパンチと呼ばれる必殺ブローの発案者でもある。日本の漫画、『はじめの一歩』の主人公である幕之内一歩の必殺技の一つであるガゼルパンチの由来は、このフロイド・パターソンが実際に使っていた技からきている。
ヘビー級としては小柄だったが、ピーカブー・スタイルから放たれるパンチの切れは抜群で、1960年にインゲマル・ヨハンソンを左フック一撃で失神させた試合は、今もファンの語り草となっている。
21歳11か月でのヘビー級王座獲得の記録はマイク・タイソンに破られるまでの最年少記録であった。なお、この両ボクサーのトレーナーは奇しくも同じカス・ダマトである。
なお、元WBC世界スーパーバンタム級&IBF世界スーパーフェザー級の2階級王者トレーシー・ハリス・パターソンは養子。