芸大の企画、ヘンデルのオペラ『アリオダンテ』
無事に終演いたしました!!
昨日は帰って爆睡だったので更新出来ませんでした…
芸大創立以来初めてのヘンデルのオペラという事で昨日の公演は歴史に残る公演となりました!
声楽科と古楽科と演奏芸術センターとの合同企画とあって、なかなか難しい問題だったり歯車が噛み合わない事が多々あったとは思います。
しかし結果的には、それぞれの強みを存分に押し出せて、三倍もの良さが出せた公演になったかと思います!
まず、キャストの皆様…本当にそれぞれのレベルが非常に高く、そこから学ばせていただく事が山のようにありました。
たくさんのアドバイスをいただけたし、大先輩の歌に対する姿勢を見れたのは大きな糧となりました。
同級生の新見君の活躍も素晴らしかった!!彼自身の本来もってる声のキャラクターを生かしながらもしっかりセーブして、王様になりきっていました。
オーケストラも、すごいメンバー…
こんなオーケストラがあっていいものかというメンバーでしたよ。そこに交わる三台のチェンバロ…。それぞれのチェンバロで各キャラクターを表現するのは非常に分かりやすかったです!
オケの音が、最初から最後まで一貫して生き生きしている!生きていました。
だから全く退屈しない三時間半となりました。
舞台も、本来演奏会形式だったはずですが、照明も立ちも舞台設備もつき、完全なオペラ形式で。
演出の平尾先生は本当に大変だったと思われますが…先生からは非常に分かりやすいアドバイスをいただき、動きについても少しはスムーズになれたかなと思います。
合唱のみんなも自分よりかははるかに出番が多かったでしょうが、明るく元気にがんばってくれました!お陰様で自分も元気に頑張れました!
その他でも、舞踊が加わり舞台が何倍にも豪華になりました。
古楽の野々下先生、言語指導のアリエンティ先生、ゲルト・テュルク先生、それぞれのリーダーであった多田羅先生、大石先生、賀川先生…などなど…
本当にたくさんの方々のアドバイスをいただき、幸せな幸せな2週間でした!!
これを次への糧とし、また今日から稽古頑張りたいと思います!
今日は明後日の本番のゲネプロですから…気合い入れて頑張りますよ☆
それにしても、やはりオペラっていいですね…。
たくさんのスタッフや共演者と共にお仕事が出来る。
普段は味わえない思いを味わえます。