オンライン哲学対話#52 終了しました。
テーマ「幸せは人生の目的となり得るか?」
参加者 6名
今回の問いは問いのなかにまた問いはある、つまり
「幸せとは何か?」と「人生に目的はあるか?」を同時に
考えていく事になるよね、という所から始まり
幸せというのは単に個人的な欲望や欲求であり
社会や他者に貢献することが人生の目的なんじゃないのか、とか
幸せというのは苦労や不幸があってこそ感じられるもの、
特攻隊や自爆テロのような国や集団のために殉死するのは幸せかとか
幸福とはとどのつまり人間関係のなかにあるんではないかとか
色々でました。
幸せとは結局個人の主観に基づくものであって、
普遍的な幸せというのはよくわからないが
幸せを求めようという姿勢は生きるためのエネルギーや
原動力になるだろうというのは
なんとなく共通認識みたいな感じになりました。
でもそうしたらみんな自分でもよく定義できてない「幸せ」に
向かって生きてることになり
おかしいよね、
幸せって実在するモノではなく単に状態、概念、価値観だから
永遠に手に入れられないもので
みんなただの妄想に向かって生きてるんじゃないか、という
モヤモヤした意見にもなりました。
当日に3人キャンセルがでて主催者的にはテンション↓↓って感じでしたが
話すにはちょうどいい人数で
充実した対話であったと思います。