今日は池袋で「対話コン」なる集まりに参加した。
なんでも哲学対話と合コンをミックスしたものだという。
合コンの要素があるってもう合コン行く歳でもないんだが
日程的にちょうどいい哲カフェだったので参加してみた。
始まってみれば普通の哲学カフェだった。
お題は問い出しの結果「仲良くなるってなんなん」に決定。
自分に仲良くなりたいって来る人ってモノを売りたいとか値切りたいとか
商売上の動機から来ること多いよね~という話からスタート。
仲がいいというのは金銭やメリットを目的とした手段として使われるのか
それともお金とは関係ない分野にてのみ成り立つものだ、とかそういう話の展開に。
仲良くなるには価値観の一致が必要とか、仲良くしなさいというのは本人ではなく統治者
が集団のパフォーマンスを上げるために掲げる論理だとか色々出た。
親友とは何か、という哲カフェでよく出てくる議論も出てきたが向かいの男性が言ってた
親友とは期間限定でも親友という、論が面白かった。
小学6年生までは親友だったけど卒業したら親友ではなくなるとか同じ仕事をしている
期間だけの親友、というのも成り立つという。
あと対話でクリアに見えてきたのは物事を論じるとき、社会や会社など共同体の一員と
しての自分と、一つの人生を生きるただの個人としての自分という全く異なる2つの視点が
存在するということ。
3つめの視点、もあるのかもしれないけどとりあえずこの2つの異なる視点があることを
再確認した。
あとは皆さん何のために哲学対話するんですか、みたいなそもそも論もあってこれは
自らの存在の意味を問わずにはいられないという哲学者の性(さが)である。
ここでも出たか・・