程よく曇って(少々、小雨交じり)いましたので、美術館へ行ってきました。

山種美術館。

「東山魁夷の青・奥田元宋の赤-色で読み解く日本画-」

 

    

 

表題の「青」「赤」の世界だけではなく、「緑」「黄」「黒」「白」「銀」「金」と、

日本画で使われる、岩絵の具の色彩や輝きが、テーマであったようです。

 

奥田元宋の赤、「奥入瀬(秋)」の絵の中には雲母の光が見えているように

思いました。(ライトの加減かもしれませんが。)

東山魁夷の青は、青・碧・蒼・藍と幅の広い青の世界が広がります。

 

近代の日本画は一見西洋画とも思えるものもある気がしますが、琳派の美

しさを、華麗に受け継いだ様な加山又造の銀、「華扇屏風」も展示されてい

ました。

 

線で描く日本画も大好きなのですが、安田靫彦の「観世音菩薩像」が入り口

で出迎えてくれ、隣には小林古径の静物画が静かにおさまっていました。

線描の美しさは、現代の日本画家にはどう受け継がれているのでしょうか。

 

題材の面白さでは、川端龍子の青、「黒潮」です。

潮の流れと、飛び跳ねる飛び魚。明るくて、どこかユーモラスで、飛び魚の目

と顔が可愛らしい。

 

50点ほどの小品から大作まで。

楽しめました。

 

碧と朱の世界。

 

帰りは駅ビルに入っているお寿司屋さんで、にぎり寿司を食べてきました。

京風で、握りは小さめ。御飯が江戸前とは違う特徴があります。お酢が違う

のかと。

 

明日は質素に暮らそう・・。

 

紅葉の池を泳ぐ鯉。こういうのを絵に描けたらいいなあと思います。

 

「○○会議」・・その後についての記事が、時々出ていますが、ソーシャル

ワーカーの視点で語られた記事を見つけました。

「○○会議」の中身だけでなく、現代広告の手法についても、興味深い

記事でした。

○Business Journal

   「   」の炎上騒動が投げかけた"本当の問い"・・・重要なのは、

  対話のプロセス   文=吉川美津子

   吉川美津子氏の連載 「生と死の福祉学」第4回

 

※ACPにしろ、SDMにしろ、本来は「プロセス」の話だったように思いますが、

 何故か、マニュアルの問題になったり、書類の提示法の問題になったり、

 しているような気もします。ACP自体、大きく分けて2種類あるそうですし、

 誰を対象にするかでも違うようです。

 一般化・単純化すると分かりやすくなるようで、複雑化もするということでし

 ょうか。難しいですね。