漸く、「普通に生活するか。」という気になりました。

私の場合は、「床の乱れが気になり始める。」のが合図です。

たいして綺麗にしている訳でもな無く、掃除が大事好きな訳でも無く、

「ああ、この状態で倒れたりしていたら、家族に呆れられてしまう・・・。」

という、それだけの話です。

 

今日は、まず、ちょっと、ニヒル² な内容です。

 

色々なお医者さんが「孤独死注意報」を発令していますが、結局、それは、

究極の話、

「物体になってしまうのが拙いってことなんやろねえ・・・・。」

と、ものすご~く、ニヒル~な内容を書くのは、まだ、副作用の影響から、

完全に脱っしていないという事にしておいてっと・・・・。

 

かといってSFの世界みたいに「生体反応チップ」みたいなものを埋めるっ

てのも勘弁だしね・・・・。何らかの伝達方法を考えるしかない。

とういうことになりますねえ。

 

高齢化、長命化した社会は、大量の単身者社会でもあるわけですから、

誰もが向き合う事態かもしれません。

 

 

ニヒルな話は、この辺にしておいて、

 

今回は、先月よりは早めに回復基調です。

個人的には、ミネラルを含んだ水分補給と、用が済んだ薬剤の排出が、

前回よりは上手くいったからかなと感じています。

 

粘膜への障害は長引く傾向にあるような気がします。

口中の不快感は何とも言えません。

唾液のようなものを吐き出し嗽をする。

これを繰り返し、すかさず、麦茶やアルカリイオン水を飲む。

胃や喉の不快感も、粘膜への障害から来るんじゃないかと(?きちんと調

べてないので、患者的体感です)思っています。

 

イリノテカンに変わってから、強い「眠気」はつきものですが、緩和ケアのお医

者さんの文章を読むと、

「昼寝を長時間するのはよろしくない。」

がスタンダードなのかなと思って、長時間の昼寝は避けるようにしていましたが、

今回は、完全に自然に任せました。(結局は、個人差に帰る訳ですし。)

 

 

身体が眠りを欲している。

 

先月も、それなりに眠りましたが、今回は、ひたすら、眠る、目覚めて嗽を

してお茶を飲む。手洗いに行く。薬は忘れずになんとか飲む。また眠る。

目覚めて・・・・の繰り返しをほぼ三日半です。

 

眠りは、最大の悪心・不快感対策ともなりました。

支持療法薬の吐き気止めが効いているので、吐き気はあれど吐かずに済

んでいる私にとっては、悪心・不快感・倦怠感・疲労感をどうやり過ごすかが

大きな問題なのです。眠れるのは有り難い話です。

 

なんというか、「野生動物」みたいだわなあ・・・と自分の事が笑えます。

傷を負った野生動物は、身を潜めて、飲まず(私は目覚めたら補水でしたが)

食わずで、回復するまでの時を過ごすといいますから。

 

 

後は、喉元から胃にかけての不快感が収まってくれるのを待つだけなんです

が、メロンが美味しいと感じられますし、乳酸菌飲料も飲めるようになってきた

ので、今日明日で落ち着くかなと思います。

 

結局同じ感想なのですが、抗がん剤治療は、できるだけ冷静に自分を客観視

していく様に努めていかないと、身喰いというか、心身を削る事が多いよなあと

思います。

 

十分に小母さんな私でも、何かに悪態をつきたくはなります。

これも考え方次第で、悪態もリフレッシュの一つと考えれば・・・・。五月蠅い、

または、防音完備の場所で、

「王様の耳は驢馬の耳、※☆★*#!!!」

と叫んでも、どなたにも迷惑はかかりませんでえ~。

 

 

担癌抗癌生活、無理せず自然体で、いきたいもんやね・・。

 

 

副作用の影響で、未だ、ちとハイな小母さんでした。(と言い訳を付けてみる・・。)

さて、鶴岡メロンで、不快感をやり過ごします。

 

 

水滴が、花みたいでした。