今日は、小雨模様です。
山の方や北の方では、白いものが、この週末にちらつくかどうか
という天気予報です。
「今日の健康」という番組で、「大腸がんの早期発見」というテーマ
が扱われていました。
AIの補助診断を助けとして、大腸内視鏡検査によって、より確実
な診断が可能になって来るだろうという事です。
人間である医師は疲労するが、機械であるAIは疲労しない。
画像診断の分野で、AIは診断を助ける強力な助っ人になるとい
う事のようです。
膨大な情報量から最適解に近いものを、短時間のうちに選び出す
AIの能力が磨かれていけば、早期発見で治癒に向かう癌は、確実
に多くなるのでは、との予想です。
解説されていたお医者さん(斎藤先生)は、そのためにも「検診」を
と、強調されていました。
「検診」のハードルが、将来、低くなるのではなかろうかと期待され
るのが、「リキッドバイオプシー」(中村先生をはじめ、大勢のお医者
さん、研究者が実臨床につなげるべく研究中。)ですが、
精度と値段の問題がクリア出来れば、より実用的になるかも・・・。
(これも、AIが活躍しそうですね。)
ASCO情報は、昨年のものですが、
〇「リキッドバイオプシーが早期大腸がん発見に有望」 2018年2月13日
発信元:米国臨床腫瘍学会(ASCO)
「海外がん医療情報リファレンス」 より
〇「大腸内視鏡検診に消極的な患者の80%超が、便検査よりも血液
検査を受けたいと考えていることが、最近の調査にで明らかになっ
ています。」(※私も、頷いてしまいます。)
というジョンズ・ホプキンス大学のNimgaonkar医師の言葉が紹介され
ています。
将来、気軽に「血液検査」と、その結果により「大腸内視鏡検査」が結
び付けば、「早期発見」も、数が増えるのではなかろうかと思えます。
あらゆる癌が「早期発見」で「治癒」に近づく様な技術が進み、研究が
深まることを願います。
そのためにも、「治癒」へつないでくれる「外科医」を目指す若い方が
減りませんようにと祈ります。
私は「治癒」は、まあありませんが、「一般内科」の先生の発見と判断
の眼と、「外科」の先生の技術のおかげで、命を助けて貰いました。
「手術」は、確率だけでは語れない不安な要素もつきものですが、
患者も外科医も、両方の立場が守られる状況が大事だと思います。
昨日、午前中をかけて探し出したものの要件を済ませるために、今日
の午後を使います。
腹ごしらえの準備にかかりませんと。
少々寒いので、昨日の煮物の残りを使って御饂飩。時短です。