昨日、夕方が夜にかわる頃、散歩に出ました。

目当ては、近くの公園の桜です。

同じような方々に、ちらほらと行き会います。

犬を連れて、お散歩という御夫婦やら、私の様に、ひたすら上に心を

奪われて歩いている人やら。

 

公園の街灯が、明るすぎず、暗すぎず、丁度良い塩梅の光加減で、

桜の姿を見せてくれます。

 

 

「塩梅」は大事なもので、どちらに傾きすぎても、あまり上手くいかない

ものなのだろうと思います。

半分隠居になる前は、日々、自分の「塩梅」の下手さ加減にうんざりし、

嘆き、悩み、役に立たない後悔の後始末をしていたようなものです。

 

 

さて、尿蛋白問題ですが、

アバスチン使用による尿蛋白問題は、現在の所、確固たる予防法も、

治療法もなく、定期検査による早期発見で、減薬または休薬という事に

なります。腎障害を深刻化させないためという事でしょう。

医師が良く使う「リスクとベネフィット」をどう考えるかになるのでしょう。

 

では、薬剤性腎障害という条件を外して、腎障害予備群(糖尿病予備群

と言い換えてもいいかもしれません。日本人の現代病の一つとも言われ

ていますね。)に、どういった生活習慣を医師は薦めているのでしょうか。

 

調べてみました。

腎臓病については、

〇「全腎協  一般社団法人 全国腎臓病協議会」

が、ホームページで、腎臓病について、分かりやすく説明してくれていま

す。

 

進んだ状態といえる?「腎不全」については、

〇「国立循環器病研究センター病院」

のホームページで説明を読むことができます

この中に、以下の項目が含まれています。

 

〇1.予防と改善のための食事療法

  (1)病気の要因を減らす

   1)食事療法の意味

   2)食事療法を楽しむ

    1.食事と栄養への理解を深める

      ・・・・・大事なことは身体の状態に合った食事内容です。正しい知識を

      得て、適切な食材を選び、調理や味付けに工夫をこらすことで、食卓

      を豊かにすることもできます。・・・・・・。

    2.外食でも食事療法は出来る

    3.家族の食事と食事療法のメニュー

    4.食事療法と喫煙・飲酒

     ※禁煙を薦めています。飲酒は医師の指示を守る様にと。

  (2)減塩について

  (3)低脂肪について

  (4)適切なカロリー(肥満の予防)

  (5)栄養のバランス

  (6)食物繊維・その他

 2.疾病別食事療法

  (1)高血圧

  (2)高脂血症

  (3)虚血性心疾患

  (4)糖尿病

 

※エネルギー量に対するカロリー計算、バランスにとれた栄養、適度な運動(疲

 れない様に)、睡眠、規則正しい生活を送る といったことが、どの場合でも、

 大事な様です。

 

※「担癌抗癌生活」と「美味しい抗癌生活」、「わざわざ、腎機能を低下させる負担

 を増やさない生活」の三つを守るためには?

 

 私としては、減塩、三十品目三十回咀嚼、良質なたんぱく質、ビタミン、その

 他の栄養バランス、炭水化物は抑え気味に、BMI25以下の体重、適度な

 運動、睡眠、を意識するといった、ごく普通の結論に至りました。

 

 「好きなものを好きなように食べましょう。」というのは、ある意味正しいと思

 いますが、「療養に必要な食事の取り方」として聞くのは、私としてはちょっ

 と・・・・。

 「好きなものを好きなうように」

  言う方は楽かもしれませんが、聞く方は、場合によっては、「?」や不信に

 繋がるかもしれません。

 

 ここは、やはり、栄養面からがん患者の療養の研究をされている医師や、

 がん専門栄養管理士さんたちの、研究や活動の更なる進展を望みたいと

 ころです。

 

 

薬剤性腎障害の悪化予防は、早期発見に尽きるようです。

脱水や、電解質異常などは、腎障害助長要因となるようですから、抗がん剤

投与中、投与後の補水の重要性は、患者も絶えず意識しておくべきなのでし

ょう。

冬場は、意外に水を取りません。

意識的に、お茶を飲む時間は大切なのかもしれません。

 

 

さて、昼ご飯にします。食べすぎ注意ですね。