乾燥から漸く抜け出して、やれやれの天候ですが、そうなると今度は雨の日は

膝関節が痛いと、それこそ10代からの悩みが出てきます。

気圧に敏感な関節です。(エビデンスはありません!あれ?あるのかな?)

 

〇特定非営利活動法人 日本緩和医療学会 ガイドライン

「患者さんと 家族のための がんの痛み治療ガイド 増補版」より

※Q&A形式で、丁寧な文章で解説されています。

 自分の記憶のために、キィワードを中心に箇条書きや要約といったものにして

 います。

 

〇第5章 痛み治療がうまくいっていないと感じたとき

4.緩和ケアチーム・ペインクリニックとは

 

Q39 今までは、医師が出す薬で痛みがとれていた。

    最近は、前ほど薬が効かない。

    先生は「痛みが取れるまで薬を増やすといい」と言う。

    「自分の痛みの治療はうまくいっていないのではないか?」と感じる。

    こんな時には、どうすればよいのか?

 

Q40 緩和ケアチームの診療を受けたい時には、誰にどんなふうに相談する

    のがよいのか?

 

Q41 ペインクリニック(痛み外来)とは、どんな時に利用すればよいのか?

 

    ・まずは、相談しやすい人(主治医や看護師など)に十分相談してみる

 

    ・がん治療を行っている病院の多くには、痛みや身体の苦痛をお世話す

     る専門家がいる

 

    ・「緩和ケアチーム」があれば、入院でも外来でも利用できる(※かもしれ

     ない・・・・病院によって体制は違うと思いますので、要確認かと・・・・。)

 

    ・主治医や看護師を通じて相談(※同じ病院に緩和チームや痛み外来が

     あれば、主治医を介して紹介という事があるかも・・・・。)

 

    ・薬だけで痛みが取り切れない時は「ペインクリニック」という専門的な治

     療を行うこともある

解説

   痛みには痛みの専門家がいて、主治医と一緒にかかれます

    ・最適な痛み治療を行う専門家がいる

 

    ・(※規模の大きな総合病院なら)「緩和ケアチーム」「ペインクリニック」が

     あるかもしれないので、確かめてみる

 

    ・「緩和ケアチーム」は、医師や看護師、薬剤師などで構成される、がんの

     痛み治療の専門家チーム

 

    ・痛み以外の辛い症状や心の悩みについて相談することが出来る

    (※規模が大きく、専門家が豊富な病院では、腫瘍精神科医や臨床心理士

      がチームの構成員になっている所もある様です。)

 

    ・「ペインクリニック(痛み外来)」では、薬物療法以外にも神経ブロック(神経

     の近くに注射して、痛みを遮断する方法)・・・麻酔技術を含めた専門的な

     治療を行っている

 

    ・薬だけでは上手くいかない時、痛みが長引いて辛い時に役立つことがある

 

    ・緩和ケアチームやペインクリニックには、入院・外来にかかわらず、主治医

     と併行してかかることが出来る(※緩和ケアの改革を進めているのだと思

     いますし、WHOの宣言を考えても、そうなっていくのでしょうが、医療に

     かかわる人材の量的な少なさが、労働問題と相まって話題に上がります。

     患者は、自分自身の現実を加味して選択していかなければなりません。)

 

  相談のはじめの相手は、主治医でなくても大丈夫です

    ・「別の先生に見てほしい」なんて言うと、失礼に当たらないか?

 

    ・  ・・・・多くの場合そのような心配はいらない(※・・・・ということは・・。)

   

    ・不安なら、他にも相談できる医療関係者は沢山いる(看護師、薬剤師、

     訪問看護師、臨床心理士、ソーシャルワーカー、ケアマネージャー ……

     ※病院に設置されている相談室を活用する手があるかも・・・・・。)

 

※個人的には、主治医の先生と化学療法室の専門看護師さんと専門薬剤師さん

 に、礼儀正しく、資料(痛みの実態観察記録・・笑。)を揃えて、相談を持ち掛ける

 のが、「安心・安全・一番手っ取り早い」と思っています。

 80%程度は、痛みが何とかなるという話ですから、「完璧」を求めても、かえって

 辛くなり、不満が100%以上ということになるかも・・しれません。

 

 患者本人が、「楽だわ~。」と感じられるかどうか、ここが肝心でしょうか。

 理想は「薬の選択・塩梅の名手」「魔法の手」に出会うことですが、十分に「現実」

 を考えてしまう、十分な小母さんです。

 

 

さて、お茶の用意をしますか。

お茶話。北海道のお茶。

茶ノ木は、温暖な気候でよく育つ植物ですから、北の大地「北海道」で、緑茶

は生産されているのでしょうか。

ありました。世界最北端の茶樹。積丹半島、古平町のとあるお寺で大切に育て

られています。明治時代に、愛知から赴任された御住職が苗を持って来られ、

植えられたのが始まりとのことです。

 

最近は、標茶町(温泉熱を利用)やニセコ(露地栽培)でも、お茶の栽培が始ま

っている様です。

水の美味しいところのお茶は美味しいですから、栽培量の面でも増えていけば、

遠くの私も、味わえるかも・・。(美味しく、かつ少ない物は、あっという間に地元

の方が楽しまれ消費されていくのが、ものの理ですね。私の故郷の美味も、東

京には出回りません。)