一降り、欲しかったなあと思いますが、成人式のためには、今日、明日は

快晴であった方がいいですね。

 

晴れ着姿の若い人がまぶしい。

黒の紋付き袴、着物に帯を締めた姿。

歴史と時間と美意識に磨かれてきた衣装を付けた姿は、いいものですね。

成人式の、洋装、和装、それぞれにきりっとしていて美しい。

京都の三十三間堂で行われる、新成人の通し矢のニュース映像が楽しみ

です。

 

 

CT検査の造影剤について、あれこれ調べていたら、

さすらいのナース科から金魚さん説明、同じ体験をされたぺそ子さんから

患者体験情報を頂いて、「なるほど。画像診断には影響は無さそうと考え

ていいのね。」と、心理的解決に至りました。有難うございました。

 

今は、他の「なぜ?」の探究です。この辺りは、趣味の領域です。

??????となると、調べずにはいられない。

 

造影剤と熱感の関係ですが、調べた限りでは、

・一気に注射するため、血管の拡張が起こる。→全身の熱感が起こる生理

 的な現象とされている。

・多くの患者さんが感じる現象。全量入った後、時間が経つと熱感も収まる。

 

※一気に注射する必要がある訳ですね。

 現在、CT検査の造影剤として使われているものは、非イオン系ヨード造影

 剤で、低浸透圧を利用しているものなのだそうです。この造影剤が出てき

 たおかげで、副作用の出現が格段に減り、より安全に撮影が出来るように

 なった。

とありました。

 

ヨード造影剤自体が、熱感を起こす理由なのか、それとも浸透圧の影響か、

薬剤100㎖(私の場合)が一気に入るという量の影響か、等と考えます。

 

血流の速さは、大静脈で25㎝/秒で、血液が全身を循環するのにかかる時

間が50~60秒だそうです。この血流に乗せて、造影剤を必要な場所に運

ばせるわけですから、時間は重要なような気がします。

 

身体に入った薬剤は絶えず代謝されるわけですから、時機を逃すと撮影し

たい場所の濃度が下がるか、移動してしまうという事もあるのではないかと、

素人である私は、考えてしまうわけです。

 

薬剤を入れてから、○十秒後に□の場所の撮影を開始する。という基準の

様なものもあるらしく、浸透圧を利用しているのなら、何れ、均衡は取れてし

まいます。

「癌がありますがな。炎症してるで。」という血管が増えているとか、血流が

豊かになっているという所に、ヨードが集まってくれるので、腫瘍の変化を確

認できるのだと思うのですが、やがては、これも他に動き出し、代謝され、外

へ出る(出ないと困る訳です。)ことになるのでしょう。

 

何故、熱感を感じるのか。

私は、熱感が移動するというか広がる感じで、熱さを感じます。

水流を人為的に実験で起こすと、移動する先で量の変化が起こり、やがては

静まります。血管を柔軟な薄いゴム管の様なものと考えれば、量が増えれば

膨らむ。刺激があったり、形が変化したりすれば、そこに熱量は発生すると思

われます。

 

浸透圧の利用と熱感には、関係があるのだろうか。

これが、今一つ分かりません。

浸透圧は、物理でも化学でも生物でも、出てきます。私たち人間が健康にと

いうか正常に動き、生活しているのも、自然に浸透圧の力が働いているそう

です。(この辺は、高校の生物で習ったはずなのですが、記憶の底に(沼底

です。)・・。

 

血管撮影の説明の中で、

「CT検査と同じヨード剤を用いますが、体内に入ると血液との浸透圧の差が

 原因で灼熱感があり、撮影した部分が熱くなりますが、薬剤の特性なので

 心配はいりません。」

と説明をしている、山形県の中央病院の放射線部の説明を見つけました。

なんだか、ようやく、すっきりとしてきました。

 

「気にしないで下さい。」と説明している病院、放射線部もありますが、私の様

な「????患者」には、酷というものです。まあ、調べれば調べられる、イン

ターネットの便利さは有難いですね。(但し、堅実な所を複数探して、比較して

読み進めるのが大事だと思います。)

 

ヨードそのものはありふれたものだと思います。

私はかつて、癌ではなかった頃、一時期焼き海苔にはまり、大量に食べてい

ました。その頃、ちょうど検診がありました。

「甲状腺あたりに問題があるかもしれないので再検査して下さい。」

という結果を頂いたことがありました。(ヨードは甲状腺に集まりやすいはず。)

「焼き海苔かも。」と思ったので、焼き海苔を控えてから、再検査に臨みました。

「問題ありません。数値も正常です。」という結果になりました。

 

そんなヨードですが、私たち癌患者にとっては、診断の大事なアイテムです。

その性質や、働きを知っておきたいと思う「調べたい」患者です。

 

「調理は科学」という私の家族なら、「浸透圧なら、お漬物に利用」と言うこと

でしょう。

キャベツの酢漬けでも作りますかね。