今朝は曇っています。

雨になるか、霙が混じるか、小雪が舞うか、関東的大雪が降るか。

 

考えてみると、15日の小正月、かつての成人式の日前後は、 昔から

雪模様の日が多かった様な気もします。天気の統計を見なければ、正

確なところは分かりませんが。

 

 

納得の行く解答が降ってくるわけではないので、解答については、自分

で探すしかありません。

「いつもと違う感」は、どこから来たのか。

 

CT検査の造影剤は、24時間でほぼ体外に排出されます。

副作用は、たいてい、検査後10分以内に現れます。稀に、時間がたった

後(数時間から数日)に現れる事もあります。

 

軽い副作用の出現率は5%(100人に1人)以下。

 悪心、嘔吐、動悸、むくみ、冷や汗、脱力感、めまい、咳、しわがれ声、

 かゆみ、発疹、その他。→多くの場合は治療を必要としない。治療を

 必要としても、投薬や注射で回復する。

 

重い副作用の出現率は、0.004%(25000人に1人)。

 呼吸困難、腎不全、血圧低下、意識障害、その他。→入院・治療が

 必要。稀に後遺症が出る。

 体質により、0.0003%(3000万人に1人)の割合で死亡する場合

 もある。(4000万人に1人という資料―少し古いものもありました。)

 

 

私が解答を得たかったのは、

「造影剤注射時の感覚が、今回はなぜ違ったのか」なのですが、

「なるほど」という解答は得られませんでした。

造影剤に限らないのですが、注射薬が注射されると、薬が流れていると

いう感覚が私にはあります。冷感や熱感というのでしょうか。

 

CT検査に使う造影剤では、今まで、例外なく熱さの感覚を伴って、身体

のどの場所に流れているのかを、細かに説明出来たぐらいです。

身体が熱くなることがありますというのは、前もっての説明にもあります。

今回は、その感覚が非常に鈍かったのです。

それで、「何故?」と質問したのですが、「なるほど。」の解答は得られな

かった訳です。

 

というわけで、CT検査に使われる造影剤について調べてみることにしま

した。

 ・非イオン性ヨード造影剤を静脈に注射。

 ・浸透圧を利用している薬剤。

 ・静脈注射時は、血管に沿って熱感が現れ、身体が熱くなる。

  (毎回、身体のどの辺りの血管をめぐっているのか、説明できるぐらい

   なのですが、今回はそうではなかった。その理由を知りたかった訳で

   す。そして、問題はないのか?と。

   回答では無いでしょうとのことでした。

   理由については、それこそ、放射線科医か画像診断医に聞くしかな

   いのかなと思います。もう少し、放射線、画像診断で調べてみること

   にします。)

 ・造影剤の投与は通常の点滴より急速に行われるので、血管外に漏れ

  る事がある。→注射した部位が腫れて、痛みを伴う事もある。→通常は、

  腫れは自然に消失するが、漏れた量が多い場合は、処置が必要。

  (今回は、針のさし口が痛いのだか、痛くないのだかでしたが、針の先

   が血管に触れているのかもという説明でした。漏出は無さそう。やめま

   すかと聞かれて、「え?」と思いましたが、これも「患者の自己決定責任

   になるのかねえ。」と思いつつ、「針の痛みかと思いますので。」と答え

   ました。

   「検査担当者さん達の質問に細かく正直に答えていくのも考え物かな?」

   と考えてみます。簡単に検査不能にされては、それこそ困る訳です。

  「痛いですか。」と注射継続を躊躇したという事は、必要な速度が得られ

  ないという事につながる?

  体内を流れる血流の速度を考ると、必要な場所(私の場合は、ここに癌が

  ありますがな)に、薬剤は充分に集まるのか?変化を正しく判断できるのか?

  と、色々と疑問が出てきます。

  

  点滴の速度を一定にするのは、身体に入っていく薬剤の濃度を一定にす

  る必要があるためという事ですが、注射で急速に注入するにも、濃度と量

  と(ひょっとして半減期も?)に意味があるのでは?

  等と考えました。

  

  「いつもと違う感」の質問に対する解答はその場合では得られませんでした。

  正月明け、連休前ですから、検査室としても、どんどん検査対象者を入れ

  替えていきたいというのは想像できましたので、「後は自分で調べてみよう。」

  にしました。

 

 

質問をしたせいか、検査後の副作用対策の説明やら確認やらが、質問紙法

のようでした。水を多めに飲みましょう。しかし、水分制限のある人は・・・・・な

どと続きました。

事前に説明がされていますし、説明書も、鵜の目鷹の目に読んでいるので、

承知していることばかりです。でも、確認は大事です。

しかし、質問への解答となる回答はありませんでした。

 

毎回ではないのですが、検査室には患者の病態とか既往症とか、どういった

薬を飲んでいるかなどの情報は、届かないものなのねと思います。向かうから、

「これで治療中ですね。お薬は○○をお飲みですか。」と尋ねる方に出会う時

もありますが、基本は「自己申告」が、やはり大事です。

患者情報は共有されていない。(する時間がない。)と思って臨んだ方が、安全

なのだろうと思います。医療者のダブルチェックだけではなく、患者自身の最後

のトリプルチェックが自分の身を守る。「お任せ」からの自立と自律ですね。

 

 

熱感があるのは、浸透圧を利用しているから?

浸透圧と熱量・・・・うーん・・・物理かな?あかん。最大の苦手だわ。いや、ヨード

だから、化学?

さて、そろそろ一服しよう。

 

 

お茶話。八女茶。

知人から、「八女茶玉露の、最上品ですがな。」と言われて、お裾分けを頂いた

事があります。私には、恐れ多いお値段で(知人にとっても)、頂いていいものか

と思いましたが、とても、美味しかったです。この知人は、お茶に詳しく、本格派。

お手頃な、お値段のものもあります。八女茶を愛飲している知人によると、

「コク、甘味、うま味、香り、全てを兼ね備えたお茶の女王よ。」

だそうです。八女茶は、福岡県のお茶です。品評会でも、毎年のように最高品質

の評価を得ています。

 

 

食べごろですねえ。