昨夜の雨で、地面の色が変わっています。

これで、紅葉も落葉も進むでしょうか。奥多摩では雪が舞ったそうですし、

関東北部では、しっかりと初雪が降った様です。

 

エアコンの暖房は、楽でいいのですが、部屋の乾燥が問題です。

程よく蒸気を供給してくれる機械もありますが、何事も「面倒だなあ。」と

思ってしまう私の場合、機械の中に黴やら菌やらを発生させて、室内の

環境を悪化させるだろうという自信があります。

 

そこで、自分向きの室内乾燥対策。きれいなタオルを、きれいなお湯に

つけて、軽く絞り空気が流れる所、2,3箇所にかけます。楽です。

難点は、乾いたらもう一度濡れタオルにすることが必要という手間が

かかることです。運動と思えばいいかも・・。

 

 

高血圧問題の続きです。

○「高血圧治療ガイドライン(2014版)第4章 生活習慣の修正」 より

                               (日本高血圧学会)  

3 適正体重の維持

 

○・・・・・・・肥満は高血圧のみならず、糖、脂質、尿酸代謝異常、脳梗塞

 ‥‥‥‥整形外科的疾患‥‥‥

※加齢による変形性膝関節症持ちですが、

 体重の影響はあったと思います。当時診て貰っていた整形外科の先生

 が、「体重落とすと、それだけで治っちゃう人もいますよ~。」とおっしゃ

 っていました。

 陽気な雰囲気をお持ちの先生で、整形外科の尋常ではない人数の患

 者さんを、笑わせながら、診療されていました。この先生の診療日を目

 指して来る人が、多いお方です。

 「手術しませんか。(膝関節を人工のものに置き換える)」と、よく聞かれ

 ましたが、

 「いえ、結構です。」と答えていました。一度、

 「先生、繰り返し、手術を勧めるのには訳があるんですか。」と尋ねると、

 にやりと笑って(そう見えた)、

 「医者って、人を見るんですよ~。手術しなくてもいい様に頑張りそうな

 (生活改善を)人には、よく言うんです。笑。」と冗談ぽく答えられました。

 「なるほど。そうですか。」と私。 

 

 癌手術を経て、体重は落ち、一時は膝の痛みを全く感じなくなりました。

 今は、油断するとドスコイまん丸体型に・・ですから、危ないです。

 

○・・・・肥満関連腎症なども合併する。・・・・・高度肥満では、それ自体が

 蛋白尿とその後進行する腎機能低下の原因となるという。・・・・・・・・・

 ・・・・・・肥満解消による降圧効果は確立されており、最近のメタアナリシ

 スでも約4㎏の減量で-4.5/-3.2㎜Hg の有意の降圧が得られた。・・・・・・

 ・・・・・・急激な減量は有害事象をきたす可能性がある・・・長期的な計画

 の元に無理のない減量を行うべき・・・・・・・・

 

※抗がん剤治療を続けるには、まずは体力・栄養ですから、無理な減量は

 本末転倒です。優先順位は常に考えないと自分を追い込む結果につな

 がります。(計画的な減量は、栄養計算やら何やらが必要になりますので、

 基本は病院で相談かと思います。癌と、高血圧と、治療ですから。)

 

4 運動

 

○・・・・身体活動の増加は血圧低下のみならず、体重、体脂肪、ウエスト周

 囲長の減少、インスリン感受性や血清脂質の改善が指摘されている。・・・

 ・・・・高血圧などの生活習慣病の予防や治療には、速歩のような有酸素

 運動が優れている。

 

※今度、聞いてみようと思っているのですが、

 「私の様な血圧上昇を、生活習慣病としての高血圧と、アバスチンによる

  薬剤性高血圧の二層構造というか二階建てとして理解出来るのかどうか。

  そう理解出来るのなら、生活習慣の修正で、いくらかは血圧下降を図れる

  ことが出来るのか。」

 と、これをお尋ねしてみたい所です。いま、無理せず、試行中ではありますが。

 ただ、主治医は高血圧の専門医という訳ではないので、どうお聞きするかを

 検討中です。寧ろ、この場合は、看護師さんにお聞きする方がいいのかな?

 

○・・・高血圧患者における激しい運動は慎重に行うべきである。運動は定期

 的に(出来れば毎日30分以上)行う事が目標である。・・・・少なくとも10分以

 上の運動で合計して30分を超えればよいとされている。(※最近は、5分以上

 という意見もありますね。)

 ・・・・・日常生活の中で身体活動(運動と生活活動)度を上げる・・・・  

 ・・運動療法の対象者はⅡ度以下の血圧値で、心血管病のない高血圧患者

 である。・・・・・・高齢者では特に事前のメディカルチェックは必須である。

 

※生活活動(掃除・片付け・洗濯・買い物・調理など、動く生活)を大事にという

 事なのかなと思います。座ってばかりいるのは大変マズイそうですから・・。

 

5 節酒

 

○飲酒習慣は血圧上昇の原因となる。

 ・・・・・節酒を継続すれば降圧効果が得られる。・・・・・・

※お酒は止めました。

 

6 禁煙

 

○・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 喫煙は癌などの非循環器疾患のみならず、冠動脈疾患や脳卒中などの強力

 な危険因子であり、高血圧治療の目的が心血管病の予防であることを考えれ

 ば血圧に対する影響のいかんにかかわらず禁煙は重要である。・・・・・・

※喫煙習慣は、もともとありません。

 

7 その他の生活の修正

 

○・・・・・・・・・・・・高血圧患者においては冬季には暖房に配慮すべき・・・・・

 ・・・・最近のメタアナリシスによると、ストレス管理(情動ストレスと血圧の関係)

 の有効性が示されている。・・・・・・・・・・・・・・・

 ・・・・睡眠の長さや質が血圧上昇や心血管病のリスク増加に関係している可

 能性が疫学研究で指摘されている。・・・・・・・・

 ・・・入浴に関しては熱すぎない風呂がよい。室温20℃以上、湯音40℃以下で

 は血圧はほとんど上がらないとされている。38℃-42℃くらいの湯温で、5-10

 分くらいの入浴が目安である。・・・・

 

※たまには熱いお湯に入りたい・・。どうしよう・・。

 

8 生活習慣の複合的な修正

 

○DASH(食)・・・より、複合的な食事の改善によって、より著明な降圧が得られ

 ることが示唆された。

 ・・・・・・・では、減塩と減量を組み合わせるとより緩い管理でも降圧や心血管

 病予防が得られやすいことが示されている。

 ・・減塩・減量・運動・節酒・さらにDASH食を組み合わせると、より降圧の得ら

 れることも報告されている。

 ・・・・・生活習慣の修正は複合的に行うことが推奨される。・・・・・

※頑張らないが、大事かもしれませんね。

 

9 特定保健用食品

 

○・・・・特定保健用食品の摂取が、降圧薬の代替となるものではない・・・・・

※食品は大事ですが、薬では無い。これは、肝に銘じて、栄養摂取を考えるべ

 きだと思っています。しかし、栄養は全ての基礎ですから、軽んじていいもの

 ではありません。人間の身体は、薬だけではどうにもならない、と考えていま

 す。

 一番いいのは、未病の段階で、食事を考える事ですが、既に担癌者であり、

 ついでに血圧上昇傾向者であっても、食事は重要です。

 患者は食事で病気が治ると考えている訳では無いと思っています。もっと冷静

 です。如何にして、担癌抗癌生活を送るかを考えていると、いう所かと思います。

 

さて、今日の減塩食生活は「湯豆腐+あれやこれやの野菜」をポン酢で・・。