良く晴れてます。
出かけるには寒い。
血圧下降に向けて生活修正を試していますが、減塩以外に効果的なの
は体重調整、食事の内容調整、運動、節酒となる様ですが、お酒はほぼ
100%やめているので、既に調整済みです。
減塩=血圧低下とはならない様です。
色々読んでいくと、「食塩感受性」「食塩非感受性」という言葉がよく出て
来ます。
食塩感受性(食塩に反応しやすい)の人は、高血圧患者の約4割を占め、
食塩非感受性(食塩に反応しにくい)の人が、約6割を占めるという事の
様です。しかし、減塩が血圧低下にいい影響を与えるのは確かな様で、
いづれであっても、減塩して損は無さそうです。
塩分過多によって血中の塩分濃度が高まり、それが血管や、臓器に悪影
響を及ぼすという事らしいのですが、塩分と高血圧の関係は、科学的に
完全に(科学に完全という言葉を使うには不適当かもしれませんが)証明
済みでも無いようです。しかし、減塩が血圧を下げるのに効果があるのは、
証明済みとの事。
○「高血圧治療ガイドライン(2014版)」
第4章 生活習慣の修正 1食塩制限 より
・・・・・さまざまな機会を通じて、減塩の必要性が知らされているにもかか
わらず、多くの高血圧患者で6g/日未満の目標値を達成できていない。
しかし、減塩はその程度に応じて降圧が期待できる・・・
(※?前に紹介したような・・。)
・・・・・・・(減塩1g/日ごとに、収縮期血圧が約1mmHgが減少するという・・・)
(※9g食塩を取っていた人が6gにすると、収縮期血圧138mmHGが135mmHg
になる事が期待できる訳ですね。)
○「高血圧の話」(一般向けの解説冊子 日本高血圧学会 )によると、
塩分目安量 醤油大さじ1(約2.6g) みそ大さじ1(約2g) 梅干し1個(約2g)
ラーメン(約5g) カレーライス(約3g)
※同じものでも、商品によって、更に高いものがあると思われます。
減塩よりも血圧を下げる効果があるのが「DASH食」というものの様ですが、
食事調整は、慎重を期す必要があります。
化学療法(抗がん剤・分子標的薬・支持療法の薬剤・併発している病気治療
に使っている薬剤によっては、食べてはいけない、飲んではいけないという
禁忌になっている食材もありますから。)で使用している薬剤、個人の体質な
ど、検討が必要な事項が出て来ます。
○「高血圧の話」より
・野菜 果物を積極的に食べよう
・脂肪分を多く含むものを控え、青魚類を食べるようこころがけよう
○ガイドライン(2014版)第4章 2 栄養素と食品 より
DASH食(飽和脂肪酸とコレステロールが少なく、Ca K Mg 食物繊維が多い)
(※米国での介入試験の結果、有意の降圧効果があると解説されています。)
・・・・・DASH食パターンの意義は、降圧効果が弱い栄養素でも組み合わせ
ると有意の降圧が期待できるという点にある。・・・・・・・・・・・・・・・・
※色々食べて、減塩した和食や地中海食を念頭に料理を考えるといいのかな
あと思いました。食べ過ぎは体重増加につながり元の木阿弥になりますが。
○ガイドライン 第4章 3 適正体重の維持 より
・肥満は高血圧発症の重要な要因である
・BMI25(㎏/m²)未満を目指す
体格指数BMI [体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m)]
例 60.2÷(1.65×1.65)だと、22.112029・・・で適正体重
(※私の体重、身長ではありません。最近、油断すると25を突破しそうで・・。)
○ガイドライン 第4章 4 運動 より
・有酸素運動の降圧効果は確立されている
・レジスタ運動 ストレッチ運動を補助的に組み合わせると、他の効果も(骨粗
鬆症、腰痛の防止、関節可動域や昨日の向上が期待でき、有用)
○「高血圧の話」によると
・心臓や脳に病気がなければ、ウオーキングなどの有酸素運動を毎日30分以
上行うようにしましょう。
・瞬間的に強い力を入れる運動(腹筋など)は不向きです。
とあります。
塩辛い生活とおさらばし、色々なものをバランスよく食べ、太らず痩せず、日々の
有酸素運動を30分程。「ああ、言うは易し、行うは難し」です・・が、取りあえず実行。