窓を開けると、寒い。
冬ですねえ。
高血圧学習の続きです。
日本高血圧学会が、高血圧の患者さんの為に出している
○一般向け「高血圧治療ガイドライン」解説冊子
「高血圧の話(16ページ)」
がインターネット上で読めます。
ガイドラインに、コンコーダンスについて明確に記述している事もあるのでし
ょうか。裏表紙には、
○「新 医者にかかる10箇条 -あなたが“命の主人公・からだの責任者”」
(認定NPO法人 ささえあい医療人権センター COML作成)
①伝えたいことはメモして準備
②対話の始まりはあいさつから
③よりよい関係作りはあなたにも責任が
④自覚症状と病歴はあなたの伝える大切な情報
⑤これからの見通しを聞きましょう
⑥その後の変化も伝える努力を
⑦大事なことはメモをとって確認
⑧納得できない時は何度でも質問を
⑨医療にも不確実なことや限界はある
⑩治療方法を決めるのはあなたです
※双方向性のあるコミュニケーションをもとめる時は、相手に求めるだけではなく、
こちら側からの働き掛けも重要だと思います。
COMLの視点は患者側からの視点だと思います。
創始者・現理事長、共に癌患者さんです。
「高血圧治療ガイドライン」は248ページ。その中から、高血圧の患者さん向けに
エッセンスを煮詰めて解説したものが、「高血圧の話(16ページ)」だと思います。
高血圧の患者さん向けですから、癌外来化学療法(薬剤性高血圧)と関係があ
りそうなのは、
○13 薬による治療について教えてください の末尾に
「高血圧の他に病気がある場合、病気によっては使ってはいけない降圧薬、慎重
に使わなければならない降圧薬があります。自分がかかっている病気について
医師に正確に伝える様にしましょう。」
辺りでしょうか。
※私は、現在、他の科にかかっていませんが、複数の科や病院にかかっている時
の使用薬剤申告は重要なのだと思います。
「高血圧の話(16ページ)」を読んで、??と思ったら、「高血圧治療ガイドライン(248
ページ)」も注意深く読んでみて、病院で確かめてみるという手順を踏むといいか
なと思っています。
石橋を叩いて渡るより叩き壊しかねない小母さんなので。
病気や療養、セルフケアにかかわる勉強は、安全と安心の為でもあります。
主治医の先生も担当看護師さんも、患者の勉強を嫌がらない方だというのは大きい
要素ですが。(患者側として、勿論、時間と、質問の厳選と、数は考えています。)
減塩(目標1日6g)は可能なのでやっていますが、日常的な生活修正のヒントは
「高血圧の話」にまとめられています。分かり易いです。
○10 薬以外にどんな治療法がありますか?
本態性高血圧の患者さんの為の解説ですが、ヒントになります。
○高血圧の患者さんのための生活修正ポイント
※短い文で、具体的に例示されています。癌患者の生活改善と重なる部分も多い
様に思いますし、看護師さん、薬剤師さん、管理栄養士さんに確認してみると
いいかもしれません。(個人によって、禁忌があるかもしれませんから。これは
食べてはいけないとか、運動はしない方がいいとか。)
※減塩、食事改善、減量、運動、節酒は、効果が大きい様です。
病院に、癌化学療法と高血圧の両方の知識がある専門の管理栄養士さんが
おられれば理想的ですが。
がん病態栄養専門栄養管理士の養成が始まったのも、ここ数年ですから、
おられるとしても、まだ少人数だろうなあと考えられます。
私も、血圧上昇状態が続くと、高血圧治療が開始される事になります。
その場合、「高血圧治療ガイドライン」が、目安になるのでしょうから、前もって
勉強、もしくは、生活修正である程度抑えることが可能かを試しています。
当然、極端な事はしません。(何しろ、そういう事は出来ない性格で。安心、安全
生活のバランスが大事。石橋は叩き壊す。面倒~の泣きが入る。と取り揃えて
おります。)
減塩を始めて2週間と少し。今の所、家庭で測る血圧は下降気味です。
さて、昼ご飯。塩分薄めで。