お医者さんも、癌患者になる前となった後では、見解に変化が現れる
ものなのね。という事を率直にというか正直にというか、語られている
場面を拝見しました。私の耳も引き付けられました。
病気と限定しなくても、突然の困難に出会えば、驚愕やら、悲嘆やら、
混乱やらと、ありとあらゆる感情を味合う可能性は、あるものかと思い
ます。
突然の困難の受け取り方や受け入れ方も、人それぞれです。
感情の程度も、表現の仕方も、またそれぞれです。
だからこそ、「人間」というものを考え、理解しようと努力されている医師・
医療者の皆さんは、癌や重い病気の人を前にして、理解しているとか、
こうすべきであるとかを、軽々には語らないのだなあと、思った次第です。
そして、率直な方は、御自分の持つ弱さをも、敢えて語られる。(敬意を
持ちました。)
映像というものは、複合的な情報を発信してくれます。
よくよく視て、聞いていると、今まで繋がらなかった事がはっきりと繋がる
こともあります。(但し、慎重な検証が必要で、印象だけでは分からない
事が多いですから、この後もよくよく調べてみないとなあと思います。)
高血圧と癌について調べていたら、2013年の記事ですが、こういうものを
見つけました。(医師・医療者向けの記事か思います。)
○日経メディカル 特別編集版 「循環器診療のトピックス&トレンド」
Pick up 「増加する癌外来化学療法、循環器系の副作用に注意を」より
京都大学医学部附属病院臨床研究総合センター 早期臨床試験部助教
南 学氏(2013/6/19)
○・・・・プライマリケア(緊急対応から、検診結果の相談に対応までを幅広
く行う医療)においても、高血圧や心不全といった日常的な循環器疾患の
症状が、実は抗癌剤による副作用だったというケースに注意する必要が
出て来た。
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・比較的高頻度に発現する高血圧
・・・・・・・癌化学療法の患者が受診して来た時には2つの事に注意が必要
・・・・・。(※一般内科に癌化学療法の患者が受診という確率は高まっている
ということに言及しておられます。)
1つは、・・・・分子標的治療薬の副作用ととして・・・・・・・・・・・などの他に、
循環器系の副作用が出現する可能性があることだ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・比較的高頻度に見られる副作用として、血管新生阻害薬による
高血圧がある。
・薬剤相互作用にも注意を
※最近、多剤服用の問題について目にすることも多くなりました。
難しい事はいざ知らず、何がどうなるかの概略を、私は知っておきたい。
他に、・癌既往患者の心血管リスクが上昇
・データベース構築で実態把握へ
という項目で記述がされていました。
※高血圧という副作用の出現頻度が高いという事実があって、その対応への
研究があって、「高血圧治療ガイドライン(2014版) 第13章 二次性高血圧
7.薬剤誘発性高血圧 4)その他 の末尾に悪性腫瘍治療・・・・・」があり、
癌治療医の副作用対策へ、更なる研究へとなっているのでしょう。
私が高血圧になる原因がいくつかあるとして、セルフケアで手が出せるのは、
食事・運動・睡眠ですから、その辺は何とかしてみたいものです。
目指そうバランスの取れた減塩食。(30品目30回咀嚼かつ減塩)
暖かな格好での適度な運動。(寒暖差は大敵なようです。)
兎にも角にも眠りましょう。 といった所です。