高血圧問題といっても、アバスチン治療との関連は、主治医の先生

と話し合い済みなので、セルフケアの観点から高血圧について探る

といった程度です。

 

アバスチンの影響以外なら、

塩分過多、体重過多、栄養の偏り、運動が足らない、睡眠が足らない

といった事が挙げられるかな?という事で調べてみました。

 

まずは、「がん、抗がん剤治療、副作用、高血圧」辺りをキイワードに

探ってみました。

 

 

○「がん治療に伴う高血圧」(「がんを学ぶ」 Pfizer Oncology  より)

 

・がん治療に使われる薬剤の中には、副作用として高血圧を引き起こ

 すものがある。

 

 ※予め、血圧上昇の可能性については説明されていましたので、自

  宅でも、朝晩、血圧測定をしています。

  アバスチン以前は、朝、一回でした。白衣高血圧なので、家庭での

  測定と病院での測定に、差があり過ぎたので、通院が始まった頃か

  ら計測を始めました。

  血圧計は、薬局やドラッグストアで購入できます。お値段は色々です。

 

 

「高血圧とは」

 

 ・心臓は身体の隅々まで血液を送り出す為に、絶えずポンプの様に動い

 ている。この時、血管にかかる圧力が「血圧」。

 

 ・日本高血圧学会のガイドラインでは、上の数値が140㎜Hg以上、下が

 90㎜Hg以上が高血圧とされている。

 

 ・高血圧初期の自覚症状はあまりない。

 ・人によっては、肩こり、頭痛、動悸、息切れ、浮腫みなどを感じる事もある。

 ・高血圧特有の症状は無い。(※計測が必要という事になるかと思います。)

 

 

○「高血圧の影響」

 ・放置したままにしておくと、血管が次第に痛み、弾力性を失い、次第に硬く

 なる。→「動脈硬化」→血液の流れが悪くなる。→血管が詰まる

                              →血管破裂で出血

                              →脳梗塞、脳出血、心筋梗塞

                              →腎臓へも悪影響

※高血圧には、これといった自覚症状が無いという事ですから、計測結果から、

 病院で相談するなり、生活改善を図るなりするという事になるようです。

 私はかつては低血圧気味でしたが、女性は、年齢によって身体状況が変わっ

 ていきますから、それも血圧に影響がある様です。

 

○「血圧を下げるための日常生活の工夫」

 ・一般的な高血圧の患者さんに対する日常生活の工夫を取り上げている。

 ・がん治療中には必ずしも当てはまらないものもあるので、担当医師とよく相談を。

 

 ・塩分は控えめに(目標数値は、1日6g)

 ・野菜を積極的に摂る(※ナトリウムの排出にはカリウムが必要です)

 ・禁煙(※煙草は喫いませんので)

 ・アルコールは適量を(※お酒は止めました)

 ・適度の有酸素運動。ウオーキングやエアロビクス。

 ・十分な睡眠。

 

※血液検査、尿検査の結果等もよく見ながら、30品目30回咀嚼生活の中に、減塩

 をどう取り入れるかの工夫を、考えていくという事になるでしょうか。

 食塩ゼロは、私の目標にはありません。塩味は味の重要項目です。他の味と如

 何に組み合わせて美味しさを出すかですね。(料理は基本的に苦手なんですが、

 食べるのなら、美味しい方がいいですから。)

 

※癌治療に関わる医師・医療者も「薬剤使用による副作用としての高血圧対策」を

 行う機会は増えてきているのだそうです。適切な血圧管理を行う事が、治療継続の

 為にも重要だという事の様です。高血圧の他臓器の影響が進めば(例えば腎臓)

 治療継続も難しくなる訳です。

 

 「高血圧、腎臓の検査値にも気をつけています。」(患者さんも気を付けましょうね。)

 という事を話してくれてきた主治医に感謝です。

 主治医の先生の話を更に理解しようと思い、「消化器癌治療の広場 副作用対策

 講座 高血圧」を読んでみました。医師、医療者を対象に書かれた文章ですから、

 注意深く読むようにしました。

 主治医の先生の話の内容について、納得の度合いが深まりました。

 「先生、有難う。」という感じです。

 

 

紅葉