眠いんだか、軽く怠いんだか、何となく疲れてんだか分かりません。

日々、すべきことは出て来るので、街中まで出かけて来ました。

動くと怠さが軽くなるかもという期待も・・。

 

咳き込む人が、多くなってきた印象です。冬の渡来ですね。

「嗽も手洗いもマスクも、インフルエンザの予防には無意味です。」とい

う意見もありますが、「出来ることはする」という事で、手袋をし、マスクを

かけ、スカーフを首に巻き、足首も冷やさない様に対策しました。

背中の中心部にはホッカイロです。

冷えない様に、乾燥しない様にと、自分で出来ることはします。

帰宅後は、手洗い、顔洗い、その他と、衛生上の対策をします。

 

 

病気になる前から、白衣の人を見ると、集団検診でさえも、血圧が上昇する

というタイプでした。

手術の前日の測定では、このままでは手術が出来ないのではないか、降圧

剤をどうのという声まで聞こえて来て、あわてて「白衣高血圧です。今までの

記録を見て下さい。」とお願いしました。(全身麻酔で、体温低下で、降圧剤

なんて、そんなオソロシイこと・・・・・。)

医療者集団は、「あ、そうですね。今までの記録はと・・・・・。」と記録を見て、

「降圧剤は必要ないですね。」という事になりました。

 

手術当日、普通の血圧で、普通に手術室に入りました。

 

アバスチンの投与が続くと、血圧上昇が起こりやすいと言われています。

今回は、血液検査前の血圧が、設定ラインより高く出て、計り直すたびに高

くなり、困ってしまいました。

最終的には、大丈夫な値まで下がったのですが、診察室では、当然この話に

なりました。

 

ある値以上の血圧が続く様なら、血圧を下げるという治療が必要になります。

降圧剤が、どういった状況で、何の為に必要になるかを説明する医師と、でき

るだけ薬は増やしたくない患者の私(軽く化学物質過敏症です。手術後の一

般的な薬剤の一つが体質に合いませんでした)。

 

主治医の先生を信頼する訳の一つに、この方は、決して脅しめいた説明をし

ないという事が挙げられます。素人である患者の私の質問にも分かり易く答え

てくれますし、都市伝説の様な話には、笑顔で「・・・と言われていますが、これ

これです。」と説明されます。

 

私の血圧は、線上ではなく、帯上なので、取りあえず生活改善で可能な事は

やってみようかなと思います。

それでだめなら、主治医の先生の納得の説明の薬の処方が待っているだけ

です。

主治医は、準備が大事と思っておられるのか、何事も、充分な時間を(長い

短いではなく)を取られる方だなという印象です。私にはそれが有難い。

 

 

化学療法室では、看護師さんと仏教談議にしばし花を咲かせました。

また、血圧測定の数値の変化を話のタネに、

「治療前にはこの数値、治療開始後、1回目測定で○○上昇、2回目測定で

も○○上昇ね。」と看護師さん。

「アバスチンが効力を発揮していると考えたいですねえ。」と私。

「ははは、そうだね。今、帰って貰うにはちょっと高いですねえ。」と看護師さん。

「多分、〇分後下がってますよ。」と私。

 

〇分後、測定して貰った時には、下がってました。

という事で、帰路につきました。

 

納得の説明のお医者さんと、幅広い会話に対応の看護師さん。ストレス満載の

病気と、治療法と、副作用ですが、ストレス軽減の病院滞在時間でした。採血の

臨床検査技師さんも、手早く、痛くなく、感じよくの若い男の方でした。

 

 

紅葉