関東に進んでいるという台風の兆しは、今の所、曇った空ぐらい

です。今のうちに、大風の対策(飛んで行ってしまうものはない

か。)、水の対策(排水溝のつまりはないか。)を点検しておく必要

がありそうです。

 

 

副作用はあります。(私の場合)

繰り返し書いていますが、「副作用はある(支持療法をしていても)」

という事を、癌に限らず、病気や怪我と付き合っている人が、言葉

にするのをためらう様な状況が出現しては良くないだろうと、考える

からです。

統計上の副作用出現率は、少し調べれば分かりますが、それが

一人ひとりの患者に、そのまま当てはまるわけではありません。

今回、思いましたが(体験しましたが)、副作用の出方は、その回

によっても、違うものだなあと感じました。

 

お医者さん方も、検査の数字に出てこない症状ついて、

「言って貰わなければ、なかなか分からない。」

と、思われているんだなあという文章に出会います。

医師も、副作用について患者に尋ねてくれますが、時間や状況の

制約がある訳です。

患者自身が、「身体状況」「副作用状況」「知りたい事」「その他の情

報」について、自ら調べ、相談及び話し合いの俎上に乗せていく他

ない訳です。(基本はカタイ所、複数を調べ、共通項を拾い出してい

くという事になります。そして、更に調べる。)

 

前回は、「下を向くとまずいかも」という、イリノテカンの副作用の

「吐き気」の強さが、私にとっては問題だったのですが、診察の時、

主治医が、

「吐き気を強く感じたら、吐き気止めを飲みましょう!(微笑有り)」

と、エクスクラメーションマーク付きで仰っていたので、

患者たる私は、今回、

「よし、飲むぞ!」と、その時の為に、目につくところに置いてお

きました。

しかし、今回は「吐き気」とは付き合いましたが、「下を向くとまずい」

状態までにはなりませんでした。

結果、飲んでいません。

 

前回と何が違うのか。

 ・室温設定を変えたので、眠りやすくなっており、治療前日の睡眠

 が十分である。(前回は、睡眠不足気味)

 ・カーテンに科学洗剤の香料が残っていて、その影響で短眠傾向だ

 ったのではと思い、カーテンを水洗いして天日に干した結果、短眠

 傾向が是正された様に思う。

 ・胃腸の通過が、当日朝まで問題のない状態で、治療に入れた。

 ・室温を26度設定に変えて、春夏掛けを掛けて眠る事にしていた。

 ・持続点滴の流速問題を感じなかった。

こんなところでしょうか。

 

フューザーポンプについて

 「北のさすらいの美味しいナース」 金魚さんのアドバイスを得て、自分

が使用しているものの下調べをして、化学療法室の専門看護師さんに

お尋ねしてみました。

 私の使用している会社のポンプは、2タイプあって、一つは、服の中

に入れて肌につけ、流量を制御するタイプで、もう一つは、服の外に出

して、25℃で薬が流れる(流量制御管)設定のものでした。

 私が使用しているのは後者でした。

 

 室温設定28℃で、上掛けや私に温められてしまう状態になってしまっ

ては、流速が上がる可能性はある訳です。

 眠っている間に流速が上がってしまっては、病院に相談の電話さえ

かけられず、重大な副作用に出会ってしまう事態も有り得ます。それは

避けたいので、色々調べた訳です。

 今回は、夜中にしゃっくりで眼が醒めるという事もなく、心配にならない

時間で、持続点滴は終了しました。

 

前回と変わった所

 ・室温設定26℃(流石に、25℃では夏風邪を引きそうな気がしたので、

  それはやめました。)

 ・ポンプを入れている袋の紐を長くしてくれたので、寝相の悪い私でも、

 ポンプを温める様な事にはなりませんでした。

 

主治医の先生も、専門看護師さんも、きっちりと説明して下さる所が、

患者としては非常にありがたい所です。

化学療法室では、私がその日最後の患者でもあり、専門看護師さんは

資料も提示して、詳しく、使っているインフューザーポンプの構造や、流

速の問題について話し、説明をしてくれました。(予め下調べをしておい

たので、よく分かりました。)

 

私としては、疑問解決

        不安解消

        対処法検討

で、非常にすっきりしました。化学療法室の専門看護師さんの○○さん、

いつも、有難う~!

 

「北のさすらいの美味しいナース」金魚さん、改めて、アドバイス、調べ方

知識を、有難うございました。バッチリ、解決!

 

 

副作用の出方は、一人ひとり違う。

副作用の出方は、投薬日の当日、前後の患者の身体状況で違う(のか

もしれない)。

今回の自己観察の結果は、こんなところです。

 

外来での化学療法を受ける患者に、渡して貰いたい情報は、結構広い

気がします。医療に使用される道具も方法も、常に進化を遂げています

から、渡される化学療法のパンフレットに載っているものと、実際に使っ

ているものは違うというケースは、意外に(多い?)あるのではないでしょ

うか。

私という患者としては、比較し、何処がどう違うかを、できるだけ正確に

把握したいと考えています。

 

今回も、トマトがお助け食材でした。

しかし、イリノテカンダイエットで、ほぼ3㎏落ちました。

前回よりは食べられたんですが・・。

さて、たんぱく質とビタミン摂取!でも、お蕎麦が食べたい。

 

遠くの花火