今日は海の日ですが、海の近くに行ってみようという気にはなら

ない「暑さ」です。(私はヘタレて居りますが、海に行っておられる

方、暑さにお気を付けて)

行くまでも、暑そうですね。

 

点滴する薬剤量や速度の問題は、何故、重要なのかを調べてい

くと、

「抗がん剤は投与速度が速すぎても遅すぎても有害作用が出たり、

 期待される治療効果が出ないことがある。有害作用の中には神

 経毒性が有るものもあるので、QOL維持の為にも、速度の維持

 は必須。」

と、纏められ説明されている様です。(複数読んでみましたがだい

たい、こんな感じでした。

 

腫瘍によって、推奨されている化学療法は違いますし、療法によっ

て、支持療法(吐き気等の副作用対策として)で使う薬剤も含め、

投薬の順番や時間、禁忌等が定められています。

同時投与する薬剤もあれば、誤って同時投与されてしまえば、患者

は重大事故に遭う可能性が出て来るものもあります。

(オキサリプラチンとイリノテカンを順番に投与する療法はありますが、

 この2剤を、同時に投与する事は外来の化学療法室では有り得ない

 事だと思います。)

 

病院の事故防止対策に協力する意味でも、自分を守るという意味で

も自分が受けている「化学療法」で使われている薬剤の性質・量・点

滴順・時間を知っておくことは、重要だと思っています。

(どちらの化学療法室でも、同じ様な事故対策がとられていると思い

 ますが、私の通う病院では、薬剤師さんと看護師さん間、看護師さん

 と患者さん間で、声に出してのトリプルチェックが行われています。)

 

 

副作用として、「心臓への影響」を調べてみました。

○静岡県立静岡がんセンター 

    「癌体験者の悩みQ&A  助言」  から

 ・・・・・・・・・・・・。

 抗がん剤の中には、頻度は高くありませんが、副作用として心臓へ

の影響が見られるものがあります。心臓への障害としては、不整脈、

うっ血性心不全 虚血 伝導障害などがあります。自覚的な症状とし

ては、息切れ、動いた時の息苦しさ、頻脈、胸痛などがあります。こ

れらの症状があらわれた場合には、それが抗がん剤によるものかど

うか注意深く鑑別します。

・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

とありました。

5FU(フルオラシル)は、可能性のある抗がん剤として、名前が挙げ

られています。

 

「抗がん剤の心毒性」をキイワードの一つして検索をかけていくと

がん治療医と循環器医の治療連携等の資料を探す事が可能です。

 

全身に血液を送るポンプとしての心臓に、点滴速度が速くなることで

負荷が掛かると、二重の負荷が掛かってしまう可能性が出て来るの

かも?と考えます。

用心で消せるものは、消していきたいというのが、外来で化学療法を

受けている患者としての私の考えです。

「現実」には、現実的な対応策を探ると・・。

 

その後は、天のみぞ知る。

空即是色 色即是空。 日々是平安。

 

 

これだけ暑いと、薄い布団なら洗って干してが出来そうです。

よし、洗おう。(洗ってくれるのは洗濯機)

 

夏の花

百日紅の花が咲くと「夏だなあ。」感が深くなります。