今日は、普通に、春の陽気でした。

薄いコートが、活躍出来ました。

 

「来てね。」と言われた時間の、10分前に病院到着。

機械を通して、「来ました。」記録を済ませます。

 

私の通っている病院は、8時30分にならないと、受ける科の

窓口は空きません。

時間になると、受付番号や予約時間等で、受付が開始され

ます。無駄に並ばなくていいので、いい方法だと思っています。

 

受付を済まし、血圧(測定器で自分で測定)、体温を測った後、

検査室に移動です。採血と尿検査です。

採血担当看護師さんは、針刺しが上手い。あまり痛くない。

一回でずばっと入って、血液採取は短時間で完了です。

 

予約時間帯になり、診察室から呼ばれましたので、観察ノート

やら、手帳やらを持って入室しました。

 

挨拶を済ませた後、

いつも、穏やか、慎重、丁寧な主治医が、本日は、更に一層

穏やかに話し始めます。

 

私は、

「CT検査結果に変化があるという事だろうなあ。」と思いながら、

CT検査をの画像を使った丁寧な説明を聞きました。

先月、予想していた通りです。

 

爆発的な成長(増悪)では、ないけれど染み出す水の様に、転移性

肺腫瘍は増えています。現在使用中の3薬剤とアバスチンでは抑え

きれなくなって来ているという事です。

 

私は、通常投与の仕方では白血球数がサクサク減少するという患者

なので、私への投与量を考えると、中々、いい感じで頑張ってくれた

3剤です。

通常投与が基本だと思う、資料上の生存期間中央値は越えて、普通

に生活中です。

主治医の先生が、私という患者の体調と、化学療法の効果と副作用を

見定めて、考えてくれて来たお陰だと思っています。私という患者の考

えにも耳を傾けてくれ、納得できる話し合いも出来たと思っています。

 

薬剤の転換のタイミングについても、医学的な、薬剤転換の基本となる

考え方にも言及して、説明してくれました。私は、私で、自分の考えを話

しました。

私は、この話し合いが重要だと思っています。医師が説明してくれる内

容を理解した上で、自分で判断し決断しなければなりません。

(決断の責任は、私が自分で負う訳です。)

 

早晩、変更になるでしょう。

その日のために、更に、勉強と精神修養(笑)です。

 

ここで、私は、「がん患者 修行僧説」を唱えたいと思います。

(何処かで、笑い声が・・。いや、人それぞれでいいと思いますが。)

 がん患者 エンターテイナーになってしまった説

 がん患者 お笑い道一筋説

 がん患者 仕事が増えてしまった説

 がん患者 後から来るがん患者のために剣闘士になる説

 がん患者 別に変わりませんがな説(私はこれにも近いです。)

  多種多様な説が展開されそうな・・。)

 

色即是空 空即是色

日々是好日 日々是平安

と思いつつ、今日も悟りを開けない小母さんは、化学療法精神

修養週間です。

 

 「副作用は、あります。(人それぞれですが。)

  支持療法で、我慢できる範囲に持って行って貰っても、

  副作用は、厳然として存在する。」

 「副作用がある人にとって、副作用が辛い、苦しいのは事実です。」

 「言えない雰囲気にある人は、更に、苦しいのではないかと思います。」

 

今日も、元気(じゃないぞー)にぼやく小母さんでした。

悟ってませんねえ・・。

 

 

春の花