直射日光を浴びると、あっという間に(ほんとに、あっという間です。
15分から1時間ぐらいです。)指先から爪が墨の色に変色するのを
経験した私としては、日の光は浴びたし、浴びたく無しのジレンマに
陥ります。ビタミンDジレンマですね。
イリノテカン自体は、日光に対して不安定な薬品だという事で、取扱
いには注意が必要な様です。
化学療法と日光で気になるのは、副作用としての皮膚症状です。
さて、イリノテカンで起こる皮膚症状は?
日光との関連は出て来ません。
痒みや蕁麻疹が出て来ますが、皮膚症状というよりは、いっそ、アレル
ギー症状か?と思います。
広義に考えれば、皮膚の一部?(ってこともないでしょうが)として、必発
ではないかと言われる「脱毛」対応を考えた方がいいようです。
医師は、「脱毛」はあまり気にしないのかもしれませんが、患者心とし
ては、大いに気になる所です。見てくれだけの問題ではないんですね。
心理的なものと、どう、折り合いを付けるか・・・。になると思います。
オキサリプラチンだって、目いっぱい量の時は、「・・・・・・・・・。」でした。
さくさく、白血球数が減るので投与の仕方が変更になり、収まりました
が。実際は、5-FUの影響が大きいのかもしれません。
白血球がサクサク減少していけば、化学療法は継続できませんから、
まあ、いろいろ、考える訳です。
イリノテカンと同時に使用する5-FUには、皮膚障害の副作用がありま
すから、前もっての保湿はイリノテカンを使う使わないに係わらず、重
要です。
イリノテカンの皮膚障害として、多数例、重篤例ではありませんが、非
重篤例として、ざ瘡様皮膚炎、そう痒症、紅斑、紫斑、多汗症、発疹、
皮膚乾燥、皮膚症状等も挙げられています。スキンケアは、やはり
大事な様です。
〇サイバーシップ「まず、脱毛について知っておきましょう。」
作製 監修 静岡県立 静岡がんセンター
※ここで、何故?対処をどうするかについて調べる事が出来ます。
小さな花