曇っているが晴れている。

春に向けて、これからは、こんな天気が増えていくのでしょう。

 

昨日の産経新聞に、「医師偏在解消への認定制度」という記事が

載っていました。人口10万人に対する医師数が棒グラフになって

います。それによると、京都府、東京都、徳島県が人数が多いとな

っていました。徳島県の施策に興味が惹かれます。地方の県で、

高い割合。何が要因となっているのでしょう。

 

以下は、個人的な感想です。

 

人数もそうですが、外科・内科を志望する方が減っているとか。産科・

小児科はどうなっているのでしょう。疲弊していると言われる救急診

療科は?少ないと言われている麻酔科医は?

 

患者も守られなければなりませんが、医師も、他の医療者も守られな

ければなりません。

患者・医療者間が対立したとして、一体誰が得をするんだろう?という

事になってしまいます。

患者を守ろうとした医師が窮地に立たされるでは困ります。

 

「人」を守ろうとして窮地にでは、医師・医療者に限らず、公共の仕事へ

の意欲を維持するのは、難しくなって来るかもしれません。

勿論、「違法は違法」として考えるべきですが、法の整備はまだ不十分な

のかもしれません。ならば、窮地に、追い込まれるリスクを避けて及び腰

になるのは、人情です。

 

法の整備、患者保護、医師・医療者の保護を同時に考えなければ、結局

辛い支払いをするのは、患者になるかもしれません。

必要とした時に、外科医も、一般内科医も、産科医も、小児科医も、救急医

も、麻酔科医も、山の向こうの更に向こうという事態さえ起こる訳です。

私は、それに近い場所で育ちました。

 

100年もすれば、AIと薬で治るという時代が来るのかもしれませんが、

外科の進歩、外科医の技術が患者を救ってきた事は事実だろうと思いま

すし、一般内科の進歩と一般内科医の経験と知見と診察・診断の腕が、

患者を助けて来たのも事実だと思います。 

個人的にも、一般内科の先生の診察・判断と、外科の先生の技術に救わ

れて、今、生きています。目は、眼科の先生に安心を貰いました。

 

それぞれの科は、必要とされ、今日も、日々、患者さんを助けているのだと

思いますが、一般人・素人から見ると、外科・一般内科・産婦人科・小児科

の医師の数が減る事の恐ろしさを考えてしまいます。

「科」による、医師の偏在問題は無いのでしょうか。

 

新聞記事から、あれやこれやと考えてしまいました。

日夜、頑張っているお医者さん・医療者の皆さん、(読んでる方はいないでし

ょうが。)お身体をお大事に。

 

 

抗がん剤副作用の悪心って、二日酔いとは違う気がします。私の場合、昔む

かし経験したフェリー酔いに近いかなあと感じます。

二日酔いは、迎え酒という荒業を使った事もありましたが、迎え抗がん剤?

クワバラ、クワバラ。(この、唱え言が分かる貴方は、私と同年代。笑。)

取りあえず、胡瓜の漬物を齧ろうと思う小母さんです。

 

枝の向こうに春

ぼやけてますが、梅の古木が。