快晴です。

今日は、今期最強寒波だと、天気予報で説明しています。

48年ぶりの低温だとか。

 

郷里は雪が降ったら大騒ぎという土地ですが、48年ぐらい前、

雪が薄っすらと積もって(直ぐ溶けますが)、子供達は大喜びと

いう冬があったような・・。

何せ田舎ですから、舗装の道は一部で、溶けて沁み込んでお仕

舞だったように覚えています。

 

 

がん予防の観点から、体重問題が語られることは多いのですが、

癌患者になってからは、「悪液質」との関係で、「痩せない」という

重要性が語られます。

 

私は、腸閉塞患者でもあったので、退院の時の栄養指導は、「腸

閉塞にならないためのもの(消化の良い材料と調理法を選ぶ)で

した。友人は癌関連血栓症で治療した後、退院時の栄養指導は、

私とほぼ同じものでした。

 

癌腫は違いますし、癌に付帯した症状・治療も、違います。

しかし、栄養指導の内容と、渡された資料は、同じといっていいも

のでした。

基本的な栄養管理の知識があれば、まあ、足りるかなという感じ

です。確認のため、質問できたのは、有り難かったですが。

 

カロリーベースの指導でした。基本的には、それに従いましたが、

今なら、違う食事計画を自分で考えただろうなあと思います。

主食よりも副食、たんぱく質、野菜をどうとるか、ビタミン・ミネラル

の量をどう加減するかを、もっと重要視したでしょう。

 

個人的な意見ですが、

病気であろうがなかろうが、肥満には、問題がついてきます。

BMI の数値の増加にこだわり過ぎる事は無いと思っていますが

指標にはなりそうです。しかし、ふくよか辺りで納めておかないと・・

・・。と思っています。

ドスコイまん丸体型への道は、自分の為には、やはり、まずい気が

しています。

 

 BMI=体重(㎏)÷{身長(m)×身長(m)}

 標準体重     統計上最も病気になりにくいとされる体重

            BMI 22の時の体重

 日本での評価  普通体重 18.5~25未満

            肥満1度  25~30未満

               2度  30~35未満

               3度  35~40未満

               4度  40以上

 話題が少し、ずれますが、 日本人の理想的なBMIは22かとい

 うと、実際にはずれがあるようです。(日経goodayセレクト 「デー

 タで見る栄養学(4)」 2017 11.14)

 

 また、BMIは筋肉と脂肪を区別していないわけですから、個人の

 身体状況の違い(体型・体脂肪率等)は、反映していないという見

 方もあります。指標として活用しつつ、数字の持つ不足も考慮に入

 れて、使うべきなのでしょう。

 この辺りの専門家となると、運動生理学?リハビリテーションの専

 門家?誰になって来るのでしょうね。調べてみませんと。

 

私個人は、BMI 23~24(23より)を狙っています。今は、ちょっと

増えすぎです。多分、筋肉より脂肪のような・・。

 

体重が増える。→運動が億劫になる、→筋肉が落ちる。→私の場

合はほっておくと、益々ナマケモノに。ついでに膝関節変型症が悪

化する→歩くのが痛い→筋肉が戻らない。

筋肉は、癌と、世間のアラナミ・・買い物にもいかなきゃ、お役所にも

いかなきゃ、古新聞古雑誌も出さなきゃ、人の流れに乗って歩かな

きゃ(外出は人が少ない時間帯を狙いますが)・・・と、共に戦ってく

れる重要なものです。

 

体重があるからと、単純には喜べませんし、体重増加は、癌関連症

とでも言うべき症状の、サインでもあります。(悩みは、あれこれ。)

 

 

癌研有明病院や、癌患者の栄養について取り組んでくれてきた施設

は、女子栄養大学や、栄養学の講座がある大学等と協力して、抗癌

剤治療中や、放射線治療中の患者さんが、取りやすい食事について

研究し、本も出版しています。私も、参考にしてきました。

 

癌患者としては、もう一歩踏み込んだ、癌患者が摂ると良い食事、食

材の研究が、カロリーベースでは無い形で進んでくれるといいなあと

思います。残念ながら、今のところ、これといったものが、見つけられ

ないので、個人で探し、勉強し、選択し、使える部分は使うという事に

なります。これも、ある意味、抗癌剤+αですね。

 

分子栄養学の観点から、研究は、既に始まってはいるのでしょうが。

より、分かり易い形で、癌患者の眼の届きやすい形で出て来るといい

なあと思います。

 

雪の景色