快晴。
富士だけではなく、他の山々の稜線もくっきりと見えます。
寒いです。
「感染症」について調べている中で、口内炎と感染症の関係について、
書いてあるものを読みました。
アバスチンをを始める前に、歯科に掛かっておいた方が良い(血管新
生阻害薬ですから、急な虫歯で抗癌剤治療中にすぐに抜歯という状況
にならないようにするためです。)という事で、歯科医院で診て貰いまし
た。
「最近は、化学療法前に治療をという患者さん多いですよ。歯も、その他
も問題なしです。引き続き、歯磨きをしっかりやって下さいね。」
と、お医者さんに言われました。
この「歯磨き」が感染症予防には重要な様です。ヒトは常在菌と共存とい
うか、共生というか、または、寄生されているというか、いつも一緒に普通
に過ごしている訳です。ある意味、助けて貰っている所もあるようです。
しかし、一旦、これが爆発的に増えてくれば、とんでもない事に。
口内の清潔を保つ為の「歯磨き」は、手洗い、洗顔、うがい、入浴・シャワー
と同じように、感染症予防に重要という事です。
〇がん治療時に口の副作用があらわれたら(「がん治療と口のケアーがん
治療を乗り越えるためにー」歯とお口のことなら何でも分かる8020より)
口内炎
・・・・起きてしまった口内炎対策は、
(1)口の中をきれいにして、感染を予防する。
(2)口の中を潤った状態に維持し、乾燥させないようにする。
(3)痛みをやわらげるよう、様々な痛み止めをしっかり使うこと。
この3つが基本に・・・。
(1)感染予防
・・・・・・歯ブラシによる口の清掃が基本・・・。
また、カンジダ(カビの一種)やヘルペスといった特殊な感染がおこる事も
あります。(*ヘルペスウイルス自体は珍しくもないウイルスです。帯状疱
疹等も起こしていますね。)
・・・・急に口内炎の痛みが悪化した時には、感染が起こっている可能性が
ありますので、早めに医師、看護師、かかりつけの歯科医師に相談・・・・・。
(2)保湿
粘膜が乾燥すると、痛みは強くなりやすく、感染も起きやすくなります。・・・・
・・・・・うがいを頻回に行い、粘膜が乾かないようにします。・・・・。(*うがい
薬などについての説明もあります。エタノールを含むうがい薬は、粘膜の水
分を奪うので、使用を控えます。とありました。)
(3)痛みの緩和
痛みを我慢しても良いことはひとつもありません。
・・・・・粘膜炎の痛みには、痛み止めの薬が効きます・・・・・・・。
口の感染症
虫歯や歯周病の悪化など、口の感染症が起きた場合、歯科での治療や処置
が必要になります。がん治療中に歯科の治療を受けるためためには、がん治
療の妨げにならないように、必ず、がんの主治医や歯科医師と相談して行って
下さい。・・・・・。
※口は、身体の入り口の様なものですから、口で起こった感染症が重症化すると
他の臓器への影響も、当然あり得るでしょう。気管、食道、血管を通して。
何にしても、感染症予防は、日常の手洗い・洗顔・うがい・入浴やシャワー・歯磨き
等を、抜かりなく丁寧に行う事が肝要なのだなあと、あらためて思います。
歯磨きをよくすると、風邪やインフルエンザを予防する効果があるとも言いますね。
植え込みの実