また投稿が開いてしまった。

書いては捨て、書いては捨てである。


義父の状態は変わり無し。

カミさんと義姉は「ウッ」の反応が、

長くなったとか、ちょっと違う声が出た、

とか言って喜んだりしてるが、

どう見ても回復に向かってるとは思えない。


まるで理解しているかのように、

いちいち「ウッ」と反応するのが、

かえって微かな期待を持たせ困る。

自分的にはいっそ何も無いほうが楽な気がする。


左手が動くのも厄介だ。

股に左手が行き動かすので、

尿意かと聞けば「ウッ」と答えて頷く。


尿瓶を充てがって待つも出ない。

しばらくすると自分で尿瓶を外す。

なのでオムツの中にち◯ぽこを仕舞ってあげる。


数分でまた尿瓶を触る。

聞くと「ウッ」と答えるので尿瓶を充てがう。


これを何度も繰り返す。

たまに上手く尿瓶にしてくれる。


だが大半は、

自分で尿瓶を外した後で、何故か

オムツから左手でち◯ぽこを引っ張り出して、

盛大に放尿する。


ベッドもシャツもビショビショ。

最近は動きを察して急いで尿瓶を充てがうことに成功することもあるが、

これまた稀である。


タイミングが悪いとこっちも尿を浴びることに。


左手だけじゃ尿瓶にち◯ぽこが入れづらいのかとも思い、

触るたびにしっかりと入れ直してあげたのだが、

結局は外した後や、自分で外してまき散らす。


どうにも理解できない。


🐈🐈🐈🐈🐈🐈🐈


ベッドで寝かしてばかりだと、

夜も寝なかったりするし、

少しは左手脚が動くので起き上がりたがる。


なので昼間や食事時は椅子に座らせる。

椅子とベッドの移動は抱え上げなくてはいけない。

座っても自分でお尻の位置などを動かせないので、こちらが持ち上げて動かす。


なるべく丁寧に動かしたいが、

小便で汚れたのを拭いたりするには、

グイッと持ち上げるしかない。

が、兎に角重い。

力の抜けた人間の身体は兎に角重い。

動かない右側の関節とかがゴキッと音を立てるが構ってられないし。

そのうちハズミで関節が外れたりしないか不安ではあるが仕方ない。


折角座らせた椅子の上で、

またち◯ぽこを引っ張り出して床にまでバラ撒く。

畳や絨毯じゃないからマシではある。

が、人間の尿はかなり臭い。


直ぐにモップで掃除をするのだが、

何度拭いてもしばらくは匂う。


猫の小便は臭くて有名だが、

そんなもんじゃない。

考えてみれば日本でも昔の公衆トイレとかは相当臭かった。

タイの古いタイプの公衆トイレも臭い。


人間の尿は猫のそれの比ではないと。


🐈🐈🐈🐈🐈🐈🐈


大便は薬のせいなのか便秘である。

5日以上出ない時は浣腸をして指で穿り出す。

この作業は義姉がやってくれているので助かる。

手袋をしての作業とはいえ大変である。


ある時ベッドでモゾモゾ動いているので見ると、

ボールのような物を左手で転がしている。

手の運動のために時々渡している玉かと思ったら、

ボール状の💩であった。

既にシーツも手も💩で汚れている。

更に💩や他の部分も触ろうとするから慌てて止める。


大体こういうのは俺が一人で見てる時だ。


叱っても意味は無いと分かっていても、

「動くんじゃない! 今片付けるから。」

大声で怒鳴ってしまう。

するとニヤリと笑ったりする。

これがまたムカッとくる。


「大体これを誰がきれいにするの。あんた手も洗えないじゃん。いいから大人しくしてろボケッ」

、、、と、言いたいのをグッとこらえて💩と小便を片付ける。


これが自己嫌悪にもなるししんどい。


🐈🐈🐈🐈🐈🐈🐈🐈


折角便座付きの車椅子を買ったのだが、



ベッドから移動させる際に少し高さがあって力がいる。

なのでカミさんと義姉は気に入らないらしい。


シャワーの際などは普通の椅子に乗せてトイレに運ぶ。

これが頑丈で安定性があるのだが、

ズルズル引っ張って移動させるしかない。


二人からの希望でそれに無理やり車輪を取り付けた。



元々人を乗せて運ぶ用ではない物に、自分がDIYで車輪を取り付けた椅子だ。


好評ではあるが丈夫な車輪だと高さが出るし、元々脚部が細いので、小さいのを取り付けた為、強度が足りない。

なのに二人共乱暴に押すので早速車輪が割れてしまった。

すぐに交換したがいつまで保つか。


🐈🐈🐈🐈🐈🐈🐈


先日は義姉が義父をトイレで便器に座らせたのだが、自分で身体を支えられず、

滑り倒れて壁に頭を打ち付け流血した。


かなりの出血で大騒ぎしたが、

傷は小さく大した事はなかった。

多分血栓防止の薬のせいで血の凝固が遅かっただけだろう。


🐈🐈🐈🐈🐈🐈


食欲だけは相変わらず旺盛である。

最近は流動食だけではなく、

柔かく蒸した野菜や魚等も与えている。


葡萄や苺等の果物は椅子の横に置いておくと、

自分で摘んで食べている。


そんな様子を見ると大分意識もハッキリしているように思えるが、

こっちで別のことを話していても、

いちいち「ウッウッ」と返事をしたり、

尿瓶を口に充てて飲もうとしたり、

尿を垂れ流しても、

下半身丸出しでも平然としているわけで、


どう見てもマトモに理解してるとは言い難い。

認知症だから良い時もあるのだろうが、

喋れない動けないでは、正直判断の付けようがない。

1日の中、半分が正常で半分がボケてるのか、

ほぼ全てボケてるのか、

それすら分からない。


🐈🐈🐈🐈🐈🐈🐈


さてそんな中、

先日はまた病院に行った。


前回4ヶ月後って言っていたし、

突然朝起こされて急に言われるし。


なんでも4ヶ月後というのは脳梗塞の検査のほうで、この日は糖尿病の定期検診だと。

いつものことだが、前もって言ってくれ。


当然救急車を呼んで病院へ。

準備に手間取り8時半頃到着。

ストレッチャーで運ぶ。


毎度の事だし、時間が遅れたせいもあるが病人と付き添いでいっぱい。


前回と同様、ストレッチャーで2階と6階を何度も往復。

今回は採血のほか尿検査もあるとケースを渡される。

けど自分でトイレに行けないし、
尿瓶でもまともにできないのに、、、。

看護師は出来なけりゃいいというが、、、。

やっぱり尿瓶替わりのカップを充てがうも出ないわな。

採血が終わり、医者の診察も終わり、
薬待ち。

この時になってようやく尿が出た。
まあ検査結果は次回だけど。

今回は医者の診察は自分も立ち会った。
ストレッチャーを押すためだが、、、。

偉そうな態度のオバサン医者だった。
後で聞いたら義母の入院時から世話になってる医者らしい。

血液検査の結果を見てカミさんと状態を説明し、薬の選択をする。
全部勿論タイ語なので一部しか分からんかった。

けど薬を待つ間に検査結果表を見て自分なりに診断。
で、診察票に書かれた文章と薬の種類をGoogle翻訳で見たら、殆ど合ってたな。

今時は検査結果の数値や薬の事など、ネットで調べれば、殆どの事はわかる。

大雑把に言うと結果は、

前回よりもすべての数値が改善されてる。
一部の数値は依然正常範囲外だが悪化してはいない。よって現在の薬剤は継続投与とする。

要するに糖尿病は悪化してないとのことだ。
そりゃ毎日管理された食事を続けてるし、
悪くはならんさ。
インスリン注射を1ヶ月以上止めてるってのは、
医者はちゃんと射てと言ってたけど。

何せ去年2回も低血糖で緊急入院してるし、
今は朝の血糖値が高くなければ射たないようにしてる。
問題は脳梗塞による麻痺と認知症によるボケだわな。

結局薬は午後3時近くに受け取った。

帰りの救急車を待ってる最中に、
またしてもち◯ぽこを引っ張り出して放尿。

ズボンもストレッチャーも床までビショビショ。

救急車も来たので拭きもせず帰路へ。

今回の病院滞在時間は6時間半。
殆どが待ち時間だがこれも毎度の事。

🐈🐈🐈🐈🐈🐈🐈

本来我が家の寝室は2階にある。
が、義父の状態では無理なので、
玄関入ってすぐのリビングにベッドを設置。
今では車椅子やオムツや薬等でいっぱいだ。

毎日長い時間、端にあるテーブル脇に座り、
義父の様子を見ている。
最初はベッドに向き合うように座っていたが、
常に義父の姿が見えていると、
落ち着かないし気も滅入る。
なので今は背を向けて座っている。

自分にとってはもう、
過去義父であった人間の残骸でしかないが、
動くし食べるし排泄するので、
世話をしないわけにはいかない。

それ自体は仕方ないと覚悟は決めてあるのだが、
見てるとやっぱり気が滅入る。

前にカミさんが総合失調症になり、
頭がおかしくなった時も、
相当覚悟を決めて面倒を見続けたわけだが、

(初耳の方、興味のある方は、過去記事を。2019年の後半から3年ほど書いてます。)

その時とはまた違う感覚だ。
どちらももう治らないかもと思っていたが、
義父の場合はもうほぼ回復は無い。

それにカミさんの時は、目を離すわけにはいかないが、気分を誘導したり不安を打ち消したりと、心のケアであった。
まあそれでも大変ではあったが。

義父の場合は生活全てを物理的にケアするわけだからなぁ。

🐈🐈🐈🐈🐈🐈

そして何と言っても、
長時間そんな義父を見ていると、
もうすぐ自分がそうなるかもという恐怖が押し寄せてくる。

その焦りから週4日はウォーキングと筋トレに出かける。
大体1日1万歩以上を目標としているが、
最近は8千歩前後が多い。

だが1ヶ月前と比べても、
手脚の動きが悪くなっているような感じがしてならない。
関節が硬い気がする。

ちょっと頭痛がしただけでもドキッとする。

最近は朝起きたときが一番ダルいのも気になる。
動き出すと段々良くなる感じ。

しかし血圧も血糖値も、
いつ調べても上下はあるものの、
この年齢とすれば極めて正常値。

睡眠は普通に取れてる。
夢はよく見るし、前立腺肥大も少しづつ進んでいるせいか数回トイレにも起きるが、
概ね8時間以上は寝ている。

なのに起床直後が一番ダルい。

単なる老化であろうが、それだけに気が滅入るな。

🐈🐈🐈🐈🐈🐈

毎日の流れを書いておこう。

朝は7時前にカミさんが先に起きて
義父の食事の準備。

前夜仕事後に来て義父のベッド脇で寝ている義姉が、
義父のオムツやシーツ類の交換とシャワーで身体を洗ってやる。

7時半頃自分が起床。
各種マーケットを確認後階下へ。

入れ替わりで義姉が出勤。
カミさんは義父の食事後洗い物。

この辺は以前は自分も手伝っていたが、
それぞれこなせるようになったので必要がなくなった。

昼間は毎日違うが、
カミさんの外出が半分、自分が半分。
カミさんは実家と畑の世話と買い物、
自分はウォーキングと筋トレ、買い物が主である。

カミさんの居ない間は義父の面倒を見つつ、
掃き掃除と猫の糞尿処理。
その間、義父の糞尿処理は3,4回程。

夜はカミさんが帰宅後義父の食事とシャワー。

カミさんが義父用以外の調理を殆どしなくなったので、
自分はマーケットで買ってきた焼き鳥やパッタイで済ませている。
ビールにはピッタリである。

義父をベッドに寝かせたら、
自分は自室へ。
カミさんは義姉が来るまで義父に付き添う。

この自室での数時間が自分のリラックスタイム。
主に今期アニメを鑑賞。

大体午後11時過ぎに就寝。
こんな感じの毎日である。

🐈🐈🐈🐈🐈🐈

そうそう、さっきチラッとマーケットを確認とか書いたが、
去年一時帰国の際に開設した証券口座で、
しばらく練習を重ね、
今年から本格的にデイトレードへ入る予定が、
義父の脳梗塞でグチャグチャになったのだが、

義父の様子を見ながらチャートとにらめっこしながらやってはいる。

大体糞尿に気を取られてる短い時間で、
損失を出しまくって、
まだ大きくマイナスのままである。
まあごく小さな原資しか投入してないけど。

それと、デイトレードはテクニカル中心にやっているので超短期で動くのを狙い、
FXとコモディティ中心になっている。

なので夜中から早朝にアメリカの指標発表等でで大きく動く事が多く、
そこで大きく損失を出した。
まあ勉強料だな。

これもブログで新しいテーマとして書き始めようと思っていたのだが、もう無理だな。

🐈🐈🐈🐈🐈🐈

もう一つ、今年からの新企画を予定していたのだが、これも出来てない。

覚えている方もいるかもしれないが、
去年の12月21日に母猫が5匹の子供を生んだ。

その成長記録をブログでと予定し、
毎日写真を撮っていたのだが、
結局一度も書いていない。

5匹の子猫と母猫、その前の子供の3匹の内1匹は行方不明となったが、古参のクッキーと合わせて9匹は今も健在である。

生まれたて、


現在。
もう母猫の半分以上の大きさ。




猫達の糞尿処理も大変だが、
もうちゃんとトイレでしてくれるしので
義父より優秀だ。
量も人間と比べれば微々たるものだ。
子猫5匹以外の4匹は、
殆ど外でトイレに行くようで、
手がかからなくなったし。

義父も、
歩けるようにとか、喋れなくていいから、
トイレだけなんとかならんかなぁ。

まあ仕方ないが。

🐈🐈🐈🐈🐈🐈🐈

今回はとりとめもなく、
長々と書いた。

本当は何回か別々に投稿しようと思っていたが、
書いている途中で糞尿処理とかが入るので、
そのまま中断したりしてるうちに、
断片が積み重なってこうなった。

記録としては良いかと。