いやいやいや。象祭りで個人的に一番楽しみにしてたのがこれだ。



タイ陸軍特設プース。


兵隊さんが直接手ほどきして、
誰でも気楽に参加できる実弾射撃。


なんと去年は事情はしらんけど無かった。

今年も心配したが、やってて良かった。


女の子だって果敢に挑戦。


いつも書いているが、
自分は戦争も暴力も嫌いだし、
誤解を恐れず言えば、
長年、理想としては非武装中立論者である。
それでもミリタリーは好きだし、アニメでも銃火器をしっかり描いているものは好きである。

そして実弾射撃はやはり身を守るためにも経験しておくに限る。
その威力を知ることで危険性も分かるし、防ぐ方法も想像できる。



今年は4種類。
アサルトライフルが3種と、拳銃が1種。



ちなみに一昨年のがコチラ。 



今年は嬉しいことに拳銃が新型に変更。
一昨年まではコルトガバメント45口径だったが、
今年は、、、


SIG P320 9mm弾

タイ警察も採用している拳銃。

これは嬉しい。
9mmは初経験。
45口径は反動も強く実戦向きではないのではと思っていたので、
9mmを是非試したいと思っていた。

弾もピカピカ。
値段も上がってて4発100B。約400円。
以前は5発100B。

まあそれでも実弾射撃としては激安だが。


的までの距離は15m。

さて、撃つ前までは、
口径が小さくなった分、
反動も小さくなり、命中率も上がるだろうと想像してた。


ところがどっこい、
意外とズッシリ重く、
発射音も反動も予想より大きい。

なんとか初回のみ的に3発命中。
後は白い部分にさへ当たらん。


アサルトライフルは


CMMG 22口径とRuger B X25。
5発で80B。


レーザー照準器付き。


軽いし反動もなく、
音もパスッパスッって感じで空気銃のよう。

拳銃の的の直径でも3分の1以下の小さな的だが、全弾中心に命中。


いつも思うが、ニュース映像でアラブの女子供がアサルトライフルを構えてる姿がある。
これは利に適っている。
彼らに拳銃を持たせるよりも確実に戦力になる。

さて、今年はSIG 9mmを悔しくて何度も撃った。

全然命中率が上がらないので、
伸びていた髪をミリタリーカットにして再挑戦。


んが、結果は無惨。

腕の力を強めたり弱めたり、
構え方を変えてみたりと、
色々と試したがさっぱり。

矢張り拳銃は9mm弾とはいえ、
相当練習を重ねないと難しい。

逆に言えば警官軍人以外に拳銃を向けられたら、一目散に走って逃げる。
出来ればジグザグに。

距離を取ればそう簡単には当たらない。
ただ地面に当たった場合でも、
土が跳ねて紙の的に穴が開く位の威力はある。
が、致命傷は避けられるだろう。

先日神奈川県でイノシシと対峙した警官がいたが、
リボルバーの5発や6発で、
動く的に致命傷を負わすのは結構至難だろうなぁ。

世界広しといえど、
こんな低価格でプロの指導の元実弾射撃が出来るのは、
この象祭りだけだろう。

機会があれば是非お試しを。