神明社鎭火祭 | 神明社『徒然記』

神明社『徒然記』

角館總鎭守「神明社」の神主による徒然記(ブログ)です

4月15日、古儀に倣い神明社鎭火祭を仙北市長様(代理副市長様)を始め氏子崇敬者多数ご参列のもと、祭祀舞(豊栄舞)を奉納して厳粛に斎行いたしました。

鎭火祭とは本来、火の力を鎮めようとする呪術的な祭といわれ、その根源が、「延喜式」巻八の鎮火祭祝詞にあリ、「水神匏(ひさご)、埴山姫(はにやまひめ)、川菜(かわな)を持ちて鎮め奉れ」とあることから、古儀では水と土と川菜とが用いられたようです。 

氏子崇敬者の家々の火難祓除を心からご祈念申し上げます。