雅楽 笙 | 神明社『徒然記』

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角館總鎭守「神明社」の神主による徒然記(ブログ)です

雅楽の音色を皆様は耳にしたことがございますか?

雅楽の管楽器の代表的なものが「笙」「篳篥」「龍笛」です。

雅楽は2000年以上前にアジア大陸のどこかで発祥し、古代中国や朝鮮などの国々で発展した後に飛鳥時代に日本に渡って来ました。

その音色は千年以上の時を経ても、そのまま現代に伝わっています。

管楽器の一つである「笙(しょう)」は竹を束ねたような形をして、その形は鳳凰が翼を立てている姿とされ、古代からその音色は「天から差し込む光」を表すとされています。

またこの「笙」が西洋のパイプオルガンやアコーディオンのルーツであるともいわれています。