自己紹介・まとめ | にしみねきよみ・50歳からの女性がインスタ発信で叶える未来の作り方

にしみねきよみ・50歳からの女性がインスタ発信で叶える未来の作り方

若い人と違ってSNSの使い方に不安がある50歳からの女性が
インスタで発信を通して自分らしさを見つけご自身の魅力を育てて頂きたいと願っています。
私自身好きな筆文字アートと得意なインスタを使った繋がりで
ステキなお客様との出会いを広げています♪

はじめまして♪

にしみねきよみと申します。


オンラインで開催している
「筆文字と水彩イラスト講座」では、「届い

て思わず笑顔になる葉書」をみなさんと一緒

に作っています。



さて、現代は特にコロナ禍以降ネット環境が

あれば日本はもちろん、世界中の人といつで

もオンラインで繋がることのできる時代にな

りました。


私もSNS、特にインスグラムを使って、フォ

ローさせて頂いている方やフォロワーさんの

作品を楽しんでいます。

ホントにSNSはとても手軽で便利で、何より繋

がりが大きく広がります。

 

私は素晴らしいこのコミュニケーションの

ツールに、手書きならではのあたかかみの

ある作品をプラスして、心をつむぎ出し一

人一人ともう一重深くつな

がっていく活動を広げていきたいと思っ

ています。


少し私自身のプロフィールを紹介させて頂き

ます。家族は、夫婦二人暮らしです。妹家族

(妹、妹の主人、そしてかわいい姪っ子ちゃ

んと甥っ子くん)が北海道にいます。

住んでいるところは、大阪の南の端にある河

内長野市という場所です。

 

(この写真は、夕方のお散歩コースにある池から撮った

ものです。)

 

大阪と言っても河内長野市は7割が森林とい

う自然がいっぱいの田舎です。なので若い時

には「都会」に憧れを抱きました。


高校卒業には、往復2時間以上かけて大阪の

中心の梅田や難波を通ってある短大へ通って

いました。


短大時代の勉強はというと、、、

一緒懸命バイトをしましたっ!!


カメラのキタムラ・難波シティ店って
わかりますか?

 

CMで「アルプス一万尺」の音楽にあわせて

「カメラのキタムラ」の「安くて良い品〜♪」

結構有名なCMだと思うんですが♫


とにかく、ここでバイトに明け暮れてました

っ!!

 

DPEコーナで写真を撮るのが大好きなお

じ様達を接客し、撮ってこられたフィルム

を受け渡しをするコーナーの担当です!

 

皆さん撮ったばかりの写真をほんっとに嬉し

そうに持って来られて焼きあがった写真を確

かめる時のお顔と言ったら!!


あの頃のお客様の気持ちは、自分で作品を創

るようになってよくわかるようになりました。

 

話はがらっと変わりますが、子供の頃は

どんな風に育ったのか書いておきます。


「真面目で不器用な厳しい父と、病気でよく

寝込んでいた母に育てられた。」

なので、自分らしさは出せないまま10代を過

ごしていたと思っていました。 

 
短大卒業後、事務の仕事をはじめて、働く充

実感を存分に感じていました。残業もしっか

りとし、仕事が終わってからも先輩や同僚と

楽しいOLライフを過ごすようになっていま

した。


自分でお給料を頂くようになると自信もつい

たんでしょーね!やっと自分らしさが出せる

ようになってきました。

 

そんな24才の秋、突然病気で父を亡くしま

した。悲しくて悲しくて時の過ぎる感覚まで

がおかしくなってしまったかのようでした。


この父の死を経験し、悲しみの中で、「もうこ

んな悲しい思いはしたくない。」ということと

「人はいつか老いて死んでしまう。」というこ

とが頭の中にぐるぐると回り、「では間違いな

く幸せに生きるには?」と常に考えるようにな

りました。

 

考えても考えてもはっきりと答えは出ず、この

時期、私はかなりうつっぽかったと思います。


その後、ありがたいことに温かい友人やまわ

りの人達に恵まれ、その方達に幸せな生き方

とは、物質的に外から受けることを大切にし

ながらも、一番大切なのはどんな事も喜びに

変えていける「心」であるということに気づ

かせて頂きました。

嬉しい時には大いに喜び、生きていれば避け

られない深い悲しみや七転八倒するような苦

しみにも向き合い、解決に向かって挑戦する。

 

そのありのままの姿は、まわりの希望にもな

っていく。そんな生き方が幸せな生き方と思

うようになりました。

 

image

 

さて、話を元に戻します。

10年間会社勤めをした後、縁あって結婚し

ましたが子供に恵まれることはありませんで

した。

もちろん新しい生命を授からないさみしさも

ありましたが、それよりも同世代が子育てに

励み、母として強くなっていく様子に羨まし

い気持ちがあったのです。


こんな思いを持っていた私でしたが、ボラン

ティアをしながら様々な方と関わり、子供が

いなくても色んな生き方があっていいと思え

るようになりました。


また住んでいる地域で子どもほど歳の違う若

い人達との関わりがあり、私達夫婦を慕ってくれた事もよい経験になりました!


その後は、母と向き合い10年の介護生活を

経験することになります。

 

母は発達障害の二次障害と思われる「心の病」

を持っていて、この間は本当に過酷な日々で

した。


けれども、そんな母と一緒に一日一日を乗り

越えるうち、だんだんと母の笑顔を見るこ

とが私にとって最大の楽しみになり、小さな

日常の暮らしに感動する喜びを感じることが

できるようになりました。


また母の笑顔を見ながら、子供の頃の事も

よく思い出しました。


他のお母さんのように、家事が出来ない事が

多くても、毎晩眠い目をこすって絵本を読ん

でくれたり、音楽に触れさせてくれたり、い

ろんなお稽古を習わせてくれたりと、溢れる

愛情を感じる自分に変わっていきました。

 

 

 

(この写真はコロナ禍で施設に入った母と久しぶりに会えた時

 

に撮った写真です。)


その母は2022年春、桜の咲きはじめる時期

に霊山へと旅立ちました。北海道から妹家族

全員が休みの期間に葬儀を済ませることが出

来ました。

この時の桜の見事な風景は、ほんとうに美しく
毎年よりも長く長く咲いてくれたんじゃないか

と感じました。

 

桜の風景と重ね合わせ、家族の「心の中」に

見事に生ききった姿を刻み残した母に、感謝の

思いが溢れる日々を送ることができました。

 

 

早くに先に逝った父も不器用な人でしたので、

両親は二人とも悩みや苦しみがたくさんあった

ことだと思います。


けれど、必死に生きる姿を見せながら、私たち

姉妹を育ててくれたんだと思います。

母と向き合う介護をとおして、子供の頃の思い

出はいつのまにか両親の数え切れない愛情に

包まれたものに変わっていました。

 

このような心の変化は、経験してきたことに、

一つも無駄なことはないんだなという確信に

なっていました。

 

ところで、ここからは筆文字の活動について

です。コロナ禍が爆発的に世界中に広まった

2020年はじめ頃、とみたゆかり先生のオン

ライン講座、「筆センスアート」に出会いま

した。

講座の仲間達と一緒に学ぶ中、書くこと・描

くことが好きな自分を発見し驚きました!!


そして自分も含めて人間は本来たくさんのこ

とを表現したいと思っていて、同じ趣味の仲

間がいれば切磋琢磨しあい「表現する力」が

ついてくることを実感しました。

 

この経験を活かして人と人が繋がっていく形を

作っていきたいと思ってます。


そして、2021年夏より自分も表現活動を開始

しました。


母が亡くなった直後には、5月の「母の日」に

向けてお客様や友人に「おかあさん」と書ける

幸せな気持ちを作品にする事ができました。

 

地域の方にお声かけ頂き、母の日カードの筆文

字の講座も開催することができました。

 

 

 (母の日カードを作ったみなさんと♪)

 

「精いっぱい生きてくれた感動」と「亡くなる

時にも家族に感動」を残してくれた母に感謝の

思いは尽きません。

思えば母の文字を見て真似て育ち、今文字を

書くことで母と繋がっている「幸せ」を見つ

ける事ができている。


今後も、このあたたかい気持ちを筆文字の作

品につむぎ出し、人と人を繋いでいきたいと

思っています。


また講座を通して、大切な方にあたたかいお

気持ちを届けるお手伝いをさせて頂きたいと

思ってます。

 

長文になりました。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

(追記)


大阪では、桜が一気に咲き始めました✨✨



 

 

母が逝ってから一年が経とうとしています。

 

 

早かったなぁ〜🌸🌸🌸

 

 

最近、母がいつもそばにいてくれてるような

気がしてます。

繋いだ手と顔を見るとにこ~っとあの

「母ちゃんスマイル」を見せてくれてるような〜

 

 

 

忙しく過ぎていく中にも、そんな風に感じる時

には本当に幸せだなぁと思えます。

 

 

そして、最近気がついたことがあります。

 

 

20年近く前「不妊」に悩み、同年代の友人達

が子育て大変な中にも母として強くなっていく

様子を羨ましい気持ちで見ていました。

 

 

私は、どうやったら自信を持って生きていける

のか。。長く悩んでいた時に、心から尊敬

する方から頂いた言葉があります。

 

 


「桜道共歩」


 

 

一緒に桜の道を歩んでいきましょう!!

 

 

 

ちょうどこの季節だったんだと思います。

 



そうだ!!じっとしていても何も変わらない。

と人に会いに行ったり、習い事を始めたり、、

幅広い世代の方とお話しするうちに、今の

時代いろんな生き方があってオッケーなんだ

と心が軽くなっていくのを感じることが

できました。



 

人生100年時代、これからも様々にいい

こともあるし、嫌だなと思うことや悩みに

ぶつかることがあるでしょう!!

 


 

その度に、もう一度春の「桜の道」を歩く

ことを心に思い描き、一歩一歩進んでいこ

うと改めて深く決心しています。

 


 

50代〜の昭和に生まれた私たち世代が、

「筆文字アート」というコミュニケーション

ツールで人と繋がり、自信と生きがいを

持ち、心軽やかに暮らしていけるお手伝い

ができますように、力つけていきますよー

 


 

            2023年3月22日

 

にしみねきよみ