吉福伸逸メモリアル(7月20日)はすごかった~その二 | 覚技ワーク~注意の行き届いた自然体★新海正彦

覚技ワーク~注意の行き届いた自然体★新海正彦

覚技(かくぎ)とは、さまざまな心理療法に、武術や音楽やシャーマン的テクニックを取り入れた、こころとからだに目覚めをもたらすトレーニング・メソッドです。


きのうの記事の続きです。きのうの記事はコチラ⇒
十川さんの次にお話をしたのは田中三彦さんでした。

$覚技のブログ~こころろろ からだだだ★新海正彦-田中光彦さん01


田中さんは福島第一原発4号炉の
心臓部である圧縮容器の設計をした人。

その後、自身の経験から原発の危険性を訴えつづけ、
昨年は福島原発の「国会事故調査委員会」の
委員も務めていました。


そんな田中さん、
涙ぐみ、声を詰まらせながら
吉福さんとの出会いを語り始めました。

「35才で吉福さんと出会ったから今の自分がある」

涙ながらのお話にとても熱いものを感じ、
話に引き込まれてしまいます。
時折みせるユーモアのセンスも光ってました。


話は原発の話になり、
「これからも原発をなくすためにがんばっていくけれど、
僕のこういう動きは、吉福さんとの交友を抜きにはあり得なかった」

「世の中にはいろんな問題があるけれど、
根源的には、みな同じ問題に突き当たっている。
それはそういうものを作っていく人間の問題、文化の問題。
その象徴的なものとして原発がある。
ぼくのこういう考えも吉福さんに出会ったからこそです」

田中さんの感動的なお話が終わって、
会場の拍手はしばらく鳴り止みませんでした。


$覚技のブログ~こころろろ からだだだ★新海正彦-ノースショアの森

田中さんとは今年4月、
吉福さんが亡くなる4日前までの3日、
ハワイの吉福さん宅でご一緒することができました。

お話しをしているうちに、
田中さんの子供のころからの友人を
ぼくもよく知っているということがわかり、
原発の話も含めいろいろなお話を聞かせてもらう
ことができました。


さて次は、
本田正久さん(本田友愛会院長)による
吉福さんのコーマワーク(昏睡状態の人との関わり方)のお話。
そしてパネルディスカッションへと続くのですが
続きはまた明日にでも。。。



☆.。.:*・゚★毎日を、発見の喜び満ちた日常に!★・*:.。.☆
気づきとアウェアネスの技術~覚技ワークス主宰★新海正彦