きのうの記事の続きです。きのうの記事はコチラ⇒
十川さんの次にお話をしたのは田中三彦さんでした。
田中さんは福島第一原発4号炉の
心臓部である圧縮容器の設計をした人。
その後、自身の経験から原発の危険性を訴えつづけ、
昨年は福島原発の「国会事故調査委員会」の
委員も務めていました。
そんな田中さん、
涙ぐみ、声を詰まらせながら
吉福さんとの出会いを語り始めました。
「35才で吉福さんと出会ったから今の自分がある」
涙ながらのお話にとても熱いものを感じ、
話に引き込まれてしまいます。
時折みせるユーモアのセンスも光ってました。
話は原発の話になり、
「これからも原発をなくすためにがんばっていくけれど、
僕のこういう動きは、吉福さんとの交友を抜きにはあり得なかった」
「世の中にはいろんな問題があるけれど、
根源的には、みな同じ問題に突き当たっている。
それはそういうものを作っていく人間の問題、文化の問題。
その象徴的なものとして原発がある。
ぼくのこういう考えも吉福さんに出会ったからこそです」
田中さんの感動的なお話が終わって、
会場の拍手はしばらく鳴り止みませんでした。
田中さんとは今年4月、
吉福さんが亡くなる4日前までの3日、
ハワイの吉福さん宅でご一緒することができました。
お話しをしているうちに、
田中さんの子供のころからの友人を
ぼくもよく知っているということがわかり、
原発の話も含めいろいろなお話を聞かせてもらう
ことができました。
さて次は、
本田正久さん(本田友愛会院長)による
吉福さんのコーマワーク(昏睡状態の人との関わり方)のお話。
そしてパネルディスカッションへと続くのですが
続きはまた明日にでも。。。
☆.。.:*・゚★毎日を、発見の喜び満ちた日常に!★・*:.。.☆
気づきとアウェアネスの技術~覚技ワークス主宰★新海正彦