球根だってタネを飛ばしたい! | 覚技ワーク~注意の行き届いた自然体★新海正彦

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覚技(かくぎ)とは、さまざまな心理療法に、武術や音楽やシャーマン的テクニックを取り入れた、こころとからだに目覚めをもたらすトレーニング・メソッドです。

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今年もきれいに咲きました(b*^0)d
黄色が一際あざやかです。

このユリは地植えなので、僕は何もなにもしていません。
なのに毎年、こんなにきれいに咲いてくれます。
ありがたいです(`^´ゝ



園芸としてやるなら毎年きれいな花を楽しむために
それなりの手間をかけるほうがいいみたいです。

たとえばユリの場合だったら、
球根を育てるのって大事です。
なので球根を大きくするために、
花が終わったらすぐに手で花を摘み取ります。

種を実らせないためで、種ができると、
球根が痩せて貧弱になってしまうからです。

こうした手間をかけたぶん、
来年も大きくきれいな花を楽しませてくれるんですね。




花を咲かせるより種をつくるのに、
球根の栄養をたくさん使います。

鑑賞する側からすると、
花を楽しませてもらったら一応、終わりなのですが、
ユリからすると、花を咲かせて終わりじゃないんですよね。

花を咲かせるのは受粉して種をつくって
その場所から遠くて飛ばすため。

そのために球根に栄養を蓄える。

そして種を飛ばして、栄養を使ってしまったら、
また来年のために少しずつ栄養を蓄え始める。
その繰り返しなんですね。



喜名昌吉の「花」と言う唄があります。
「いつの日か、いつじょ日か、花を咲かそうよ~♪」っていう唄です。

大好きな唄ですが、
このサビの部分、
ユリからするとこうなるかもしれません

「タネをつ~けて♪ 遠~く飛ばして~♪そこで咲かそうよ~♪」

なんちゃって!ヾ(^o^;)


ところで、以前の記事に書きましたが、
4月に亡くなったぼくの師匠がこんなことを言っていました。

「植物をみていると世界のすべてがわかる」(吉福伸逸)

⇒「根本はとてもシンプル。自然に礼儀をつくすこと」

ぼくにはすべてなんてわかりませんが、
でも、たしかに植物を見ていると、
いろいろ気がつくことが多いものですね。


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気づきとアウェアネスの技術~覚技ワークス主宰★新海正彦