今回、開催する「気づきのウォーキング」は、
いわば覚技の入門編です。
こういうと、
「ん? でもなぜウォーキングが覚技の入門編なんですか?」
という疑問を抱かれる方もいらっしゃるかと思います。
そこで、ちょうどいい機会でもあるので、
ここで簡単に「気づきのウォーキング」に
ついてご説明しておきます。
ウォーキングが、
覚技の基礎的ワークショップとなっているその理由は、
歩くという動作にこそすべての基本があるからです。
現代医学とあらゆる伝統医学を網羅した統合医療の
第一人者である、アンドリュー・ワイル博士は、
著書「癒す心、治る力」でこう書いています。
「歩くこと!それだけだ。わたしの見解では、
歩行はからだにいちばんいい身体運動である。
歩行には治癒系をスムーズに働かせ、
病気のときも自発的治癒を起こりやすく
させる力がひめられている。」
歩くことってあまりに身近すぎちゃって、
とりたてて散歩やウォーキングするとき以外は、
自分が歩いていることすら認識していなかったりしますが、
実はからだにとって、想像以上に大事なことなんですね。
でも歩くことがいいのは、
からだの健康面だけではありません。
ぼく自身、長年の武術体験をとおして
歩くというあたりまえの動作がからだだけでなくて、
気持ちやこころにも深く関係していることに気づきました。
そして歩くという基本動作に
ずっと関心を持ち探求し続けてきました。
そしてあるとき、
合気道の達人、塩田剛三(しおだ/ごうぞう)という人が、
「歩くことは武のすべてがある」と言っているのを知ったときは、
「塩田名人に、そうなんですよね (o゚□゚)o」
とわが意を得たり!の心境になりました~♪
とにかく、歩くというシンプルな動作の中に、
健康、気づきを高めるエッセンスが山盛りなんです。
だから、
からだ全体が自然に連動して、
からだとこころが無理なく連動して、
自分と周りとの関係がしっかりと連動する。
そんなウォーキングを覚技では追求しています。
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気づきとアウェアネスの技術~覚技ワークス主宰★新海正彦