人生しんどいときによむ詩「ただ、それだけ」(2) | 覚技ワーク~注意の行き届いた自然体★新海正彦

覚技ワーク~注意の行き届いた自然体★新海正彦

覚技(かくぎ)とは、さまざまな心理療法に、武術や音楽やシャーマン的テクニックを取り入れた、こころとからだに目覚めをもたらすトレーニング・メソッドです。

前回の続きです。

「ただ、それだけ」というタイトルの本。

90年代終わりにカナダ、アメリカで
口コミから広まった散文詩が本になったものです。

著者はオーリア・マウンテン・ドリーマーという女性。


この散文詩、
元気なときには重~いです┏(~o~;)┓

元気なときに読むと、
「そんな崖っぷちで、すごまれちゃってもわたし困りますヾ(^o^;)
って思っちゃう。


でも、「生きていくことって、しんどい」と感じたときには、
あなたのなかのソコヂカラを奮い立たせてくれるはず。

つらさがピークになったとき、
「そういえば、こんなときに効くよ~っていう詩があったけなぁ」
と思い出してくださいね。


これは詩の後半部分。
前半はコチラにあります。


「ただそれだけ」(原題 Invitation)

あなたが聞かせてくれる話が真実かどうかには興味がない。
私が知りたいのはあなたが人を裏切っても
自分に正直でいられるかどうか、人から裏切り者と責められても、
自分の魂を裏切らずにいられるか
不誠実になるがゆえに、人から信頼されるかどうかだ。


あなたが日々のなかで、
美しく見えないものにも美をみいだせるかどうか
美の存在から自分の人生を
掘り起こせるかどうかを、私は知りたい。


あなたが人や自分の失敗を受け入れることができるかどうか
失敗してもなお湖畔に立って銀の月に向かって
「イエス!」と言えるかどうかを、私はしりたい。


あなたが住んでいる場所や、どのくらいお金を持ているかには興味がない。
私が知りたいのは、
あなたが悲嘆と絶望に夜を過ごした朝に起き上がれるかどうか、
心身ともにどん底にあっても、
自分の子供にごはんを食べさせてやれるかどうかだ。


あなたが誰を知っているか、
どうやって生きてきたかには興味がない。
私が知りたいのは
あなたが危機の最中で、
私と一緒にひるまずにいられるかどうかだ。


あなたがどこで誰と何を学んできたかには興味がない。
私が知りたいのは、すべてが消え去ったあと、
何があなたを内側から支えているかだ。


あなたがひとりきりでいられるかどうか
むなしいときも自分といて心から楽しめるかどうかを、
私は知りたい。




きょうのぼくは静かな子(o・。・o)
何もいわず、詩をそのまま載せるだけにしました。


毎日が発見の喜びに!
気づきとアウェアネスの技術
覚技ワークス主宰★新海正彦