昨日は、「食べるカビは選べ!」
というちょ~刺激的なお話でした。
何も持たずに山深く入って
暮らせちゃうという話を書きましたが、
このおばあさんのことを想うと
南方熊楠(みなかたくまぐす 明治~昭和)のことを思い出します。
すごい人なのですが、あまり知られていません。
今日は南方熊楠、クマグス先生について書きますね。
クマグス先生は世界にも知られた、
大天才学者で、この人もものすごい野生児です。
子供のころ、植物採取に夢中になり
何日も帰らず村は行方不明かと大騒ぎ。
ついたあだ名が、てんぎゃん(天狗)。
クマグス先生にはこんな逸話がいっぱいあります。
日本にまだ自然保護という考えそのものがまだなかった時代に、
「エコロジー」と言いだして、自然の大切さを広めていったという
日本の「エコロジー」の先駆者なんです。
その頃からすでに、
あらゆる生命のつながりとその共生を説いていた、といいます。

(出展:知の巨人南方熊楠より)
ほんと、からだを張って訴えて日本中を奔走したんですね。はだかですもん。
クマグス先生は破天荒で桁外れ。
常識にとらわれないで、おかしいことはおかしいと
当時の政府にはっきり意見していた反骨精神の人でもありました。
大天才にありがちなメチャクチャなところがあるので、
好みは分かれると思いますが、
ぼくはこういう人嫌いじゃないです。
ずーっと一緒にいると、
さすがにうっとうしい人かもしれませんが^ ^;
どれだけすごい業績かは
「時代が彼にあこがれる 知の巨人南方熊楠」など,
ホームページがいろいろあります。
夢や幽霊に新種のありかを教えてもらったお話とか、
めちゃ面白いエピソードがあるので、
それはまた明日書きますね^ ^/
毎日が発見の喜びに!
気づきとアウェアネスの技術
覚技ワークス主宰★新海正彦