「シャーマンのお勉強」が始まりました! | 覚技ワーク~注意の行き届いた自然体★新海正彦

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覚技(かくぎ)とは、さまざまな心理療法に、武術や音楽やシャーマン的テクニックを取り入れた、こころとからだに目覚めをもたらすトレーニング・メソッドです。

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これから時々、シャーマン、シャーマニズムのことを書いていきますのでよろしくね。


僕が「シャーマン」という言葉を知ったのは1972年、大学生の頃でした(そんな時があったのね~)。

カルロス・カスタネダという人の書いた
「呪術ドン・ファンの教えーヤキ族の知」という本。
(今のタイトルは「呪術師と私」です)


当時の僕にとっては衝撃的な本でしたねー。
シャーマンに弟子入りして、
普段見ている現実と違う現実を
体験しちゃうっていう話ですから、
もー、ぶっ飛んでいます。


この「シャーマン」の語源は、シベリアのツングース族の言葉だそうです。
”高揚した状態の人” を意味するSamanからきているというのが通説です。
もともとは文化人類学の学術用語。それが広がっていったんですね。


実は、シャーマンのことは、
現代の文化的社会から忘れ去られつつありました。
それが1960年頃から、アメリカでふたたび見直されたことで、
現代の僕たちまで知るところとなったようです。


ことの起こりは当時、
カナダのマニトバ州立大学を発祥として、アメリカ西海岸で、
「伝統的なシャーマンの手法を精神的な成長に役立てよう」
という機運が高まり、それがネオ・シャーマニズムとして
広がっていきました。


僕は6年前、ウィニペグという街にある
マニトバ州立大学へ行ってきました。
さすがに1960年当時の面影はなかったけど、
「ここから盛り上がったんだなぁ!」と思うと、
とても感慨深かったです。

人類最古からのサイコテクノロジー(シャレじゃありません^ ^;)、
シャーマニズム、興味深いです。


ところで写真は北極海。
イヌイット族がいる北極海のチャーチルという小さな街です。
ウィニペグからプロペラ機で約3時間のフライトでした。

ここはみな凍っているので湿気がなくカラっとした感じ。
息がハラハラっと粉になります。さむっ!

北極海、波がそのままの形で凍っているのは迫力ありました^ ^
こんな極寒地で生き抜いてきたんですね。すごいです。


さっき、
グーグルで「シャーマン」で検索してみたら
「シャーマンキング」という漫画とアニメのことばかり。
この状況、知らなかったのでビックリです^ ^;

「シャーマンキング」は、
霊能力者(シャーマン)の少年がシャーマンの
頂点を決める戦いを描く物語、だって。

これはこれで面白いかも^^/

ただ、霊能力者=シャーマンというのはちょっと違うなあと思うので、
これについても、おいおい書いていこうと思っています。



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気づきとアウェアネスの技術
覚技ワークス主宰★新海正彦