からだことば:「足」の字、ディープですね~ | 覚技ワーク~注意の行き届いた自然体★新海正彦

覚技ワーク~注意の行き届いた自然体★新海正彦

覚技(かくぎ)とは、さまざまな心理療法に、武術や音楽やシャーマン的テクニックを取り入れた、こころとからだに目覚めをもたらすトレーニング・メソッドです。


「からだことば」

いや~スキなんです、この世界。
新海さんの「からだことば」、
面白いから書いて~、とおだてられてつい…。


ということで、
第一回は「気づきウォーキング」にちなんで「足」から。

はじまり、はじまり~あし


「足」って漢字、
「口」の部分はてっきりアタマか顔だと思っていましたが違ってました。


なんだと思います?


なんと、膝ガシラ、のことですって。

いままで、
「足は、アタマを運んでいる様をあらわす」
なんて言うんだろうと決めていましたが、
勝手な思い込みでした^ ^;



「口」の下の「止」の部分は足首のことで、
「足」の字は膝から足首までを表しているそう。

ずいぶん即物的です^ ^;


で、なんで「ソク」と読むかというと、
一歩ごとに開いた左右の足の開きを縮めることから
「シュク」⇒「ソク」という音になったんですと。

なるほど~

セカセカとせかすのは同じソクでも「促」という字。
一週間かかることを「3日でやれ!」とちぢめる、催促の促でしね。


ちなみに手を縮めてグッとつかむのを「捉」(とらえる)。

なるほど~


「充足」はグイっと縮むことからきているらしいです。

面白いですね~


おまけもつけちゃうと、
「族」なんてのもソク⇒ゾク。束ねることですって^ ^;

「旗印の下に矢を集める」ということらしい。


いやいや~、
「足」だけでもけっこう深いと思いませんか?


相手にとって不足なし!でした^ ^/


~気づきとアウェアネスの技術~
覚技ワークス主宰 新海正彦