主語を言わずに話すと?~覚技は頭も使います!(笑) | 覚技ワーク~注意の行き届いた自然体★新海正彦

覚技ワーク~注意の行き届いた自然体★新海正彦

覚技(かくぎ)とは、さまざまな心理療法に、武術や音楽やシャーマン的テクニックを取り入れた、こころとからだに目覚めをもたらすトレーニング・メソッドです。

僕のワークショップでは、
「主語を言わないで話しましょうゲーム」
というワークをやることがあります。

何か発言するときには、自分、私、僕、オレという
第一人称を言ってはいけないというルール。

「私はこう思うんだけど」がだめです。
「私の気持ちとしたら・・・」もだめ。

これでスタートすると・・・・、
まず、こんなこと気にしていると上手く話せません(笑)

そして、話し始めても、
ルールどおり、主語を言わずに話していられるのは
最初のうちだけ。


口にでちゃって「あっ、言っちゃった!」と気づいたり、
指摘されるまで気づかなかったり。
ちょっと話ているともうこのルールを忘れちゃいます。

特に気持ちの話をし始めると気をつけていても、
もーダメですね(汗)


これのゲームを少し続けてみると、
いろいろなことに気づくんですね。


「自分」という主体を感じざるを得ない。

自分が所有している、もの、考え、気持ちに改めて気づいたり、

自分と他人をいかに分けていることが多いと気づいたり。


気づくことは人それぞれ。

できたら少し時間をとってやってみては。


覚技ではこんなことをやりながら
自分のクセに気づくワークをやっています。

サロンは格闘技マニアの集会ではありません^ ^;
ボディーワークだけではなく、頭もしっかり使います(笑)



                 覚技ワークス主宰 新海正彦