一休さん、サイコー! | 覚技ワーク~注意の行き届いた自然体★新海正彦

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覚技(かくぎ)とは、さまざまな心理療法に、武術や音楽やシャーマン的テクニックを取り入れた、こころとからだに目覚めをもたらすトレーニング・メソッドです。

一休さん サイコー!


今、「一休さん」にハマっている、
という知り合いから教えてもらったマンガ

「あっかんべェ 一休」


生い立ちから時代背景もわかって、
「けっこうこれ、お勧め」といわれて・・・

上下で1200ページ強!
いっきに読みましたあ。(ほんとは一休みあり^ ^;)


当時の禅宗の背景、それに同時代に生きた
世阿弥の苦悩など、盛りだくさんで
けっこう読み応えがありましたねえ。

時代も600年前と古いし、
どこまで考察が正しいかはわからないけど、
とても読みやすかった。
ってマンガだし(笑)。


気に入ったところをちょっと書くと・・・

「どうしたら煩悩から逃れることができますか!?」

と村人に尋ねられた一休の答えは、

「逃れてどうしようというのだ!?」

はははっ、明快。


一休の句、

「ゆくすえに 宿をそことも定めねば 踏み迷うべき 道もなきかな」

ほんと、とらわれのないこころでとことん生きた人なんですね。


人生しがらみをなくすことなんてできないし、
僕は、できるだけ、しがらみをしがらませない(笑)
生き方ができればと願っているので、
このマンガ、ぐっときました。

講談社漫画文庫の「あっかんべェ 一休」(坂口尚)です。

覚技ワークス主宰 新海正彦