ブラックスワンに揺らされた!
昨日は映画、ブラックスワンを観ました。
今大評判の映画ですね。
いつもはハリウッド映画を酷評する知り合いも、
ブラックスワンには高得点を与えてたので、
どんな映画だろうかと楽しみにしていました。
感想は、僕的にはかなりヒット!
すばらしい映画だと思いました。
このお話自体は簡単に言うと、
優等生のバレリーナが悪魔的な黒鳥を演じなければならないが、
できなくて困っている。
その彼女を黒鳥の世界へ入れるように仕掛けていく、というストーリーです。
いろいろすばらしいところがある映画なのですが、
僕が一番感心したところは、脚本を書いている人は、
心理療法的な心と体のメカニズムをかなりわかっている
人だなあと思うところです。
ネタばれになるので、ここではこれ以上賭けませんが、
もしネタばれしてもかまわなければ、
心理療法的な視点から、僕が考えたこと、感じたことを
全部しゃべっちゃいたい!という衝動にかられてしまうくらいです(笑)。
といっても心理療法的な視点を抜きに普通に見ても、
よくできた映画で引き込まれてしまう映画です。
たとえば心の揺らぎをカメラの揺らぎで表現するなど、
細かいことですが大胆で効果抜群の表現方法が満載です。
よかったら皆さんも見てください。
ただし評判をみると賛否両論あるようですし、
15+(15歳未満は観覧禁止)なので好みは別れるでしょうね。
ちなみに僕は50歳以上なので、1000円で観ることができました(笑)。
覚技研究会 新海正彦