鉄拳7になってから横移動が弱体化したといわれていますよね。
そして実際横移動で技が全然かわせません
じゃあなぜ弱くなったのか
その理由は、TAG2で横移動の性能が良すぎたことに原因があるのではないでしょうか。
TAG2では微不利、微有利な技のガード後やガードさせてから横移動で確定反撃の無いアッパーなどを出しておけば低いリスクでハイリターンが望めました。
横移動する側はいいのですが、横移動された側は、横移動を読んでも、ホーミング技や横移動に強い派生技で少ないダメージしか与えられませんでした。
そのことを理不尽に感じるた人も多かったのではないでしょうか
それに、技にはリスクがついていますよね
(横移動は技ではありませんが、攻撃につながる動作なので、技に含めてみました)
たとえば
上段技なら、しゃがんで浮かせられたり
下段技ならジャンプステータス技で浮かせられたり
出の遅い技はカウンターでコンボにいけたり
間合いを取るためのヤマステ(連続バックステップ)は下段が当たったり
(コマンド入力ミスで中段がヒットしたり)
しかし、横移動のリスクはこれらに比べて非常に小さいものでした。
先ほども書いたように、ホーミング技や横移動に強い派生技ではダメージがすくなく
そして、簡単にガード状態に移行できたり。
それなのに横移動ですかされてしまえば
大きなダメージを受けることになってしまいます。
まさにローリスクハイリターンな技でした。
それなら、そんないいものは使わない手はないですよね
そうなると、「とりあえずは横移動」となってしまい、試合の流れが悪くなり
プレイヤーもフラストレーションがたまってしまうのではないでしょうか。
そして、問題なのが、鉄拳初心者には横移動をどういった状況で行えばいいのかわからない
ということです。
なのでTAG2では、横移動タイミングを熟知したプレイヤーのサブキャラによる
初心者との対戦で初心者の心を折ってしまうという状況にあったのではないでしょうか
必死に攻めて、相手の体力削っても、タイミングよく横移動されて、コンボで大ダメージ
これでは、理不尽な思いに駆られてしまいますよね。
対策はあるにはありますが、ホーミング技と派生技で小さく削れる程度ではモチベーションも上がりにくい
このことがTAG2でプレイヤーが増えなかった要因のひとつといえるのではないでしょうか。
以上の理由から、今作の横移動の弱体化につながっているといえるように感じます。
しかし3D格闘ゲームで横移動が弱くなってしまえば3D格ゲーの強みが生かせず
奥行きの深いゲームにはなりえないのではないでしょうか
じゃあどうすればいいのか
読みあいで、横移動を予測できれば、高いダメージを取れるようにすればいいのではないでしょうか
それなら、性能のいい横移動のまま、横移動に対する不満を解消できるのではないでしょうか
たとえば、横移動中にホーミング技をくらえば、空中コンボに移行する
横移動中にホーミングに強い派生技をくらえば、スクリューコンボにつながるなど
(性能が高い横移動を保持してなおかつ、頻繁に使わせないようにする対策でもあるので、ホーミング技は確定反撃の無い中段技、派生技は確定反撃の無い上段などではどうでしょう?)
また、横移動中は技をくらう硬直時間を設定し、バックステップ同様、一度下or上にレバーを入れないと硬直が解除されないようにして、次の技を出しにくくする、一度レバーを下に入れないと派生やホーミングをくらってしまう、操作を複雑にすることで簡単にスカして大ダメージとはいかなくなると思います(横歩きは今までどおり)
横移動→すぐにレバー下or上入れガードで横移動に弱い技だけかわせるジャブや風神などはガード、サマー系はすかせられるとか
横移動→スカせると思ったら硬直解除後浮かせ技など入力
横移動→二発目の派生くらいそうと思ったらレバー下or上入れ後に4入れガード
そうすることで安易に横移動できなくなり、試合が横移動を警戒して手詰まりになることも少なくなり
それでいて横移動はここぞというときの手段としても使える
初心者も読み勝てれば、確定反撃のないホーミングで対策でき
戦略の幅が広がるのではないでしょうか
これなら、調整するだけで 7に取りいれることが可能なのではないでしょうか。
採用するには、7の2D化に不満が噴出してインカムが減る頃
(ジャンプ攻撃がない分2Dより簡単になった?)
不満が出なければ大きな変化となる横移動の強化は改悪になる可能性が高いので改善は不要となります
TAG2では微有利な技をガードさせて、攻撃を続ていたら、横移動でスカされてしまい、浮かされてコンボをくらって負けてしまうと、「こういうゲームだ」と納得するしかありませんでしたが
横移動にリスクをつけることで、「ホーミングを打っておけば勝てていたの」にと考えることができるので、「次は読み勝つ」というモチベーションにつながるのではないでしょうか。
また、取り留めなく書いてしまいました。
思いついたらつい書きたくなってしまって・・・
お付き合いくださりありがとうございました。