報道にて、一般の患者、医療従事者などに抗体検査を行ったところ、111人中9人に抗体が陽性と判明したとありました。
約8%が感染していたことになります。
また、別の病院では202人に抗体検査を行い、12人が陽性とのこと。
5、9%が感染していたことになります。
神戸の病院では1000人に抗体検査し、3%が陽性でした。
愛媛県の抗体検査の状況はわかりませんが、
愛媛県の人口約130万人で計算すると
抗体検査をして、例えば
陽性が6%であれば、78000人が感染していた
陽性が5%であれば、65000人が感染していた
陽性が3%であれば、39000人が感染していた
ということになります。
しかしこれはあくまで想定です。くれぐれも注意したいのはこの数字はPCR検査の陽性者だけが感染者の数ではない、ということを表す一つの参考です。
この抗体検査の結果はまだ解明できていないことが多く、検査をした対象、条件なども個々に違っていると思われ
(発熱者を含んでいるなど)、
これで正確な判断はできないので参考にするしかありません。
しかしながら愛媛県のPCR検査数から感染陽性者の数を計算した陽性率は昨日時点で4、5%であり、近隣県に比べると高い現状を考えると
現在、条件つきで行っているPCR検査だけでの感染状況の判断で「感染は広がっていない」と判断はできないと思われます。
愛媛県はPCR検査の拡大がまだ実行されていない現状ですので
依然として感染状況が深刻であると受け止めて、引き続き外出自粛を意識していただきますようお願いいたします。
報道記事より